サラエヴォ事件現場そばのラテン橋＋サラエヴォ博物館 - サラエヴォのクチコミ

サラエヴォは、ミリャツカ川に沿って東西に細長い街。
ミリャツカ川は決して大きい川ではありませんが、いくつも橋が架かっています。
そのうち有名なのは旧市街地のラテン橋で、第一次世界大戦のきっかけとなったフランツ・フェルディナント皇太子夫妻暗殺事件（サラエヴォ事件）現場そばにあります。

歴史的事件があった場所ですが、橋自体は案外小さいので、「え、これが？」と思う人がいるかも。
緩いアーチになった石橋としての風情はいいと思います。

そのラテン橋北側にある小さい石造りの建物がサラエヴォ博物館になっています。お向かいには観光インフォあり。
表の壁にMUSEUMと大きく表示が出ているほか、窓部分にはサラエヴォ事件関連の展示も出ているのですぐに分かります。
入り口がある側の壁には、サラエヴォ事件のあった現場を示すプレートが出ていました。お見逃し無く。
ここで第一次世界大戦のきっかけになったサラエヴォ事件が１９１４年６月２８日に起こったとは思えないほど狭い道になっているのにもびっくり。

サラエヴォ博物館では、サラエヴォ事件だけではなく、１８７８年〜１９１８年までのサラエヴォの歴史が簡単に紹介されていました。
サラエヴォ事件関連では、フランツ・フェルディナント皇太子夫妻像や写真があったり、事件前後の様子の写真、現場周辺地図、使用された武器、犯人の写真などが見られます。
展示室は一つだけなので、ちょっと足を止めて行っては？チケットは２KM。
内部の展示の撮影OK。
月〜金曜日の１０：００〜１８：００開館。土曜日は１５：００まで。日曜日はお休み。

サラエヴォ博物館の所在地： ZELENIH BERETLKI １　　旧市街地のホテル・ヨーロッパや時計塔からだと徒歩数分足らず。ラテン橋はすぐそばにあります。