リグヴィル村の郊外、ユスランの高台(海抜390m)にある城址から見たアルザスの景観は爽快で、天気に恵まれて素晴らしかった。
- 5.0
- 旅行時期:1984/01(約42年前)
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by jijidarumaさん(男性)
リクヴィール クチコミ:1件
【1983年12月~1984年1月:かつてのフランス・アルザス旅】
かつてドイツ駐在中に訪れたパリから、それまで走ったことが無かったナンシーを経由し、アルザスに抜けた事もあります。
また、一番記憶に残るのは1983年12月30日早朝に駐在していたデュッセルドルフをスタートし、アルザス地方を巡った旅でしょう。
アルザスはドイツ領であったこともあり、ボーヌ山地のこちら側はドイツの香りがいっぱいです。
Colmarコルマールでもドイツ語が通じ、フライブルクからライン川を渡れば、すぐの距離(40kmほど)ですから、行きやすい場所なのです。
1月1日はコルマール見物や、ここを起点にアルザスワイン街道巡りをしました。
この日はワイン街道のブドウ畑にもうっすらと霜が降りていました。
写真の中の車は2度目の駐在で購入したメルセデス230(2300㏄)オートマチックです。
三番手の中古車を地元紙のドイツ人個人の“車売りたしの欄”で見つけて、現金を持参して、個人宅に車に詳しい同僚と伺い、購入しました。
メルセデスは67,000kmを走ったもので、売り手の言い値はDM12,000でした。持参した現金で支払いをすることにしたので、結果はDM1,000を値引きしてくれて、DM11,000(約110万円)で購入できました。
この車は113,000kmまで走り、帰国時に日本人倶楽部で某社の駐在員にDM8,500で売れました。3年2ヶ月で46,000km走った計算ですが、メルセデスはさすがに中古価格が落ちないと、とてもは感心したものです。
当時のメルセデスは今のコンパクトなタイプでなかったので、存在感はありました。その分、車体も重く、ドアを閉める音はしっかりとした重い音をさせ、日本車の高級車にない感じでした。特に高速走行には安定性がありました。・・・が、燃費はかかりました。
さて、この日、アルザスワイン街道の町や村は新年早々という事なのでしょう、観光客も住民も少なく、ひっそりとした町村が続きました。
年末から元旦は素晴らしい快晴に恵まれ、気分はとても良いものでした。
コルマールから近い、美しい木組みの家並みのRiquerwihrリグヴィルの村を訪ね、回遊した後、郊外にある3つの古城の城址が並んで建つ高台を目指した。
Husserenユスラン(Husseren-les-Châteaux)の高台(海抜390m)に3つの古城の城址(12世紀:写真参照)がある。そこはコルマールから凡そ7kmの距離にあり、車でふもとまで行き、そこから城址まで2kmの道を歩いて登った。
家内などは着ていたオーバーが邪魔になるほど、熱くなり久しぶりの運動になったようだ。私は革靴だったので歩くのに疲れたが、家族一緒に城址から見たアルザスの景観は爽快で、天気に恵まれて素晴らしかった。
下山は上ってきた道を脚力自慢の家内と長女が競争で走り下り、7分で下ったとか。
亀の私と次女はゆっくり下りましたけど。
その後はKaysersbergカイゼルスベルグ、Turckheimテュルクアイムと見て回った。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/11/25
いいね!:8票
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