モンゴルの民主化運動を象徴する場所、ビートルズ スクエア
- 3.0
- 旅行時期:2025/08(約4ヶ月前)
-
-
by AandMさん(男性)
ウランバートル クチコミ:36件
ノミンデパート南側、ピース・アヴェニュー(Peace Avenue)を渡った先に二つの道路に挟まれた細長い緑地があり、緑地中ほどに赤褐色リンゴを背景にビートルズのレリーフ像があります。裏側は水色背景に赤褐色の小さな窓がある壁を背に1人でギターを弾いている若者の像でした。特別な意味が込められた碑です。
モンゴルは1990年代初めまでは社会主義国で、自由を求める若者達は自由の象徴として密かにビートルズの音楽を聴いていたとのこと。裏面の寂しそうな若者は陰鬱な社会主義時代を、表面のビートルズは明るい自由主義時代を象徴するもので、この碑はモンゴルが自由主義になった2008年に人々の寄付で建造されたそうです。この広場は、モンゴルで民主化運動が盛んになった1990年代に人々が集って民主化について話し合った場所で、近代モンゴルの出発点でもあるそうです。
「何故ここにビートルズ像?・・」と疑問を抱きますが、深い意味が込められていることが分かります。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- ノミンデパートから100m程の場所なので、アクセス容易
- 景観:
- 3.0
- 普通です
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 緑地にショップが出ている場合は、結構混みあっています
クチコミ投稿日:2025/10/02
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する