バンテアイチュマール Banteay Chhmar

史跡・遺跡

６尊の千手観音像（2024年1月現在）

5.0
旅行時期：2024/01（約2年前）

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ほぼ9年ぶりにバンテアイチュマールを訪問しました。
その最大の理由は、千手観音様が戻って来て、６尊になったから。
過去２回はシソポンからバイタクで向かったが、前回2015年訪問時に舗装工事がかなり済んでいたので、今回はシェムリアップからレンタルバイクで向かいました。
思った通りシソポンからバンテアイチュマールまでは舗装工事完了していて、およそ３時間で到着。
前回同様、掘っ立て小屋で入場料を支払ってパスポート番号と名前を記帳して遺跡見学に向かいます。
まず驚いたことは、バンテアイチュマール内部に木製の遊歩道ができていたこと。
そして青色ペンキで遊歩道の段差部分を分かりやすくしてある親切心。
もういつ世界遺産登録されても問題ないように思えました。
ただ昔は回廊の屋根の上に登って四面仏を近接拝顔するなどしていたので、整備されるほどに自由度がなくなっていくような気がして、少し寂しかったです。
最初は城壁内部を遊歩道に従って散策した後、城壁外側の壁画群を眺めながら千手観音を目指します。
崩れていた壁も修復されており、がれきの山もかなりなくなっていたので見学しやすくなりました。
そしてお目当ての千手観音６尊はやはり立派だけど、整備されすぎていて複製かもと疑うくらい。
個人的にはきれいに整備された千手観音様たちよりも、以前の地元の親子に洗ってもらっていた千手観音様の方が生き生きとしていたように感じました、