ツインタワーがチューリッヒのシンボル
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- 旅行時期:2023/06(約3年前)
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by piglet2017さん(非公開)
チューリッヒ クチコミ:21件
カロリング朝時代に、カール大帝が建てた教会が前身の大聖堂です。塔の片方にも、カール大帝が座ってクモの巣にもめげず、チューリッヒの町を見下ろしていました。クリプトには、本来塔に置かれていたオリジナルのカール大帝像があり、間近に見ると当たり前ですが大きな像でした。身廊に残る12世紀の柱頭彫刻にも、この場所に教会を建てることになった伝説が彫られています。狩りをしていたカール大帝は、獲物の牡鹿を追ってケルンからチューリッヒまで導かれ、出会った隠者達に「ここに殉教者が埋葬されています」と教えられる場面です。
古い教会ですが、著作権で保護されている瑪瑙でつくられた抽象的なステンドグラスや、絵本のようにかわいいステンドグラスもありました。正面のメインのステンドグラスは、アウグスト・ジャコメッティの作品でした。
大聖堂を出て、かつての修道院の回廊に行ってみると、愉快なロマネスクの柱頭彫刻がいろいろあり楽しめました。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2024/08/24
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