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ヴァッハウ渓谷:念願の5星の古城ホテル デュルンシュタインに泊まり、夕食を楽しんだ。 

  • 5.0
  • 旅行時期:2004/04(約22年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

デュルンシュタイン クチコミ:3件

【ヴァッハウ渓谷では念願の古城ホテル  デュルンシュタインに泊まり、夕食を楽しむべきだろう。】

≪南ドイツとオーストリア周遊≫
( 2004年4月21日-5月4日)

4月27日(火)オーストリア・ヴァッハウ渓谷:ヴィレンドルフのヴィーナス像、古城ホテル デュルンシュタイン

Melkメルクからドナウ橋を渡るのを地場の方に先導してもらい、ドナウ川の中でも、“銀色に輝く帯”と呼ばれる、ヴァッハウ渓谷の左岸くだりをスタートする。
ゆったりと、豊かな水の流れ、岸辺に咲く、林檎の白い花、ライラック、タンポポ、菜の花の黄色の絨毯を見ながら、車は進む。

中世の要塞教会のある、“リースリング”という白ワインの発祥地・Weissenkirchenヴァイセンキルヒェンにいき、村内で食事をしようと、狭い道を車でまわる。村内は休業が多く、適当な所も無いため、船着場前にもどって、カフェ・レストランに入った。

軽食後、さらにドナウ川沿いをウィーンに向かって走る。ゆっくりと風をうけながら道を走り、ドナウ川に張り出したように立つ、20年ぶりともなる、念願の古城ホテル シュロス・デュルンシュタインの城門を入る。17時に到着。
私達のレンタカー・メルセデスの後に入ってきた、ミュンヘン・ナンバーのメルセデスの高級車も駐車場に停まり、裕福そうな二組の男女が降りてきました。

“ヴァッハウ渓谷の珠玉”と云われるDürnsteinデュルンシュタインは真にロマンチックな小さな町です。

念願の5星の古城ホテル、Schloss Dürnsteinデュルンシュタイン(40室)では、嬉しい事にプレシ-ズンということで、予約した部屋より格上げされた、ドナウ川を眺望できる部屋に変更して頂けました。また、ホテル側の配慮で、レストランもハルブペンジヨン方式(朝、夕食付の部屋料)にしてくれて、この旅で一番高い部屋料でしたが、結果的に安くして頂いた。

3階でエレベーターを降りると、目の前の空間は、書斎やら、応接の間のような場であり、花や絵画、本、古めかしいピアノ、家具で優雅さを演出しています。
各部屋はこれを囲むようになっていて、我々の部屋は天井も高く、アンチーク家具が備えられて、落ち着いた良い部屋でした。
ともかく、窓から見るドナウの眺望は素晴らしく、折からの観光船が到着し、その2隻が相互に向き合っているのが、直ぐ下に見えた。また、テラスレストランとその上に咲き誇っている桜の花、なにやら席に座って歓談している観光客達の姿が見える。後で是非テラスに行ってみたくなりました。
370年前に侯爵の城としてルネサンス様式で建てられ、ドナウ川に面した、絶好の位置にホテルとして、生まれ変わり、美しいドナウの流れを見下ろすテラスレストランや見事なアンチーク調度品が備わったメインレストランは大変、魅力的でした。
“王様のように眠り、貴族のように食事をし”と、5星ホテルのパンフレットにありましたが、1泊だけでは残念に思ったものです。

【Dürnstein :(1泊) 古城ホテルSchloss  Dürnstein (5星・全40室)】 
A-3601 Dürnstein /Wachau 2
注:ハルブペンジョン方式を適用された。Euro186。 
TEL:43(0)―2711―212  、FAX:43(0)―2711―212-30 
*メインレストランはゴー・ミヨーでは13点。

<夕食:メインレストランで(予約済み)>
19:30~22:00  EURO219

まだ、夕陽も落ちず、用意された窓際の席で、その光を浴びながら、夕食になりました。さすがに、プレシーズンということで、お客さんも多くなく、我々の部屋は我々だけのゆったりした空間です。

アペリティーフはシェリーを。
夕食はハルブペンジョン方式でしたが、私とIさんの娘さんは一人EURO22を余分に支払うグルメコースを選び、家内とIさん達はア-ラ-カルト料理を。
前菜、ス-プ、魚、シャーベット、メイン---また、シュパーゲル料理----そしてデザートが付くコースがグルメコースです。

ア-ラ-カルト料理はスープの後は川魚を家内が、骨付きの子牛肉をIママが選びました。予想していましたが、やはり量が多くて、お互いに料理を分けて食べるなどと、他の客を気にしなくて良いので、気軽にやりました。
残念ながら、普段お願いするのを忘れたため、持ち帰る保存用の料理メニューがなく、記憶が酒の為か、不鮮明になってしまいました。

そのお酒ですが、ワインはまず白を、当ホテルのお奨めのRG V.Schlossbergを注文する。オーストリアの白は定評あるとの事ですが、さっぱりとした辛口で、見直しました。

赤はこれもお奨めのヴァッハウ渓谷、Kremstal産‘02年Pinot Noir Malat で辛口。言われた程には、渋み、重さは中程度でしたが、料理にはよくあっていました。
其々の地場産を飲めることは旅行だからこその楽しみですが、お値段も安く、其々が22(3千円)、EURO33(4.5千円)でした。

エチケット---ワインラベルのことですが、記念にと二本のエチケットを外して欲しいとお願いしたところ、担当のスタッフ嬢は白のラベル外しに失敗し、気の毒なくらいに赤くなって詫びていました。
赤は見事にとれて、スタッフ嬢は満面の笑みを浮かべて、持ってきました。
お食事代はワイン代を入れて、EURO219でした。この辺は予算通り。
 

こうして、2時間半のお食事は貴族をちょっと真似た程度で終わり、その後は酒の酔いと共に王様の如く眠りました。


XXXXX

王様の如く、眠った翌日は、朝食も進みます。
朝食にはもったいないレストランで、多様なハム、果物類、卵、蜂蜜、ジャム、そして、新鮮なジュース等、こたえられない美味しい朝食です。日本ではまず無理な、パン、ハム、ジャム、蜂蜜の味です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
利用形態:
ディナー
アクセス:
3.5
サービス:
4.5
雰囲気:
5.0
料理・味:
4.5

クチコミ投稿日:2024/08/09

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