15世紀の木製祭壇は必見
- 4.5
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
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by sanaboさん(女性)
タリン クチコミ:63件
14世紀初めの記録に載っているという古い教会で、外壁の1684年製の大時計はタリンで初めて設置された公共時計だそうです。
タリンの他の教会は裕福な貿易商人のためのものでしたが、「聖霊教会」は下層の人々(エストニア人の一般庶民)の教会として重要な役割を果たしていました。
タリンは「中世の生きた博物館」と称され、建築のみならず貴重な中世の芸術作品がいくつか保存されていますが、その1つが「聖霊教会」の15世紀の木製祭壇です。ベルント・ノトケBernt Notke(1435-1508)による制作で、「聖霊の降臨」を表した素晴らしい作品ですので是非ご覧下さい。
桟敷に描かれた57枚の新旧聖書の物語は”貧者の聖書”と呼ばれ、文字の読めない人々の教化に使われたそうです。
16世紀の説教壇なども見逃せません。
私が訪れたのは土曜日でしたが、午後4時からオルガンコンサートが催されていました。
煌びやかな教会ではありませんが、訪れる価値のある教会です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料は2ユーロ
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/03/14
いいね!:24票
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