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フォース鉄道橋 施設情報・クチコミに戻る

日本人技師が関わった19世紀の土木技術の結晶

  • 4.5
  • 旅行時期:2023/09(約8ヶ月前)
キートンさん

by キートンさん(男性)

エジンバラ クチコミ:2件

フォース橋は全長2530mのカンチレバートラス橋で、最大支間長は521mの鉄道橋です。
その支間長は1890年の完成当時、ブルックリン橋(ニューヨーク)の486mを抜いて、1917年にケベック橋(ケベック)が549mで完成するまで、27年間世界一を保ったといいます。
近年の長大橋は、吊り橋もしくは斜張橋が主流ですが、19世紀末頃の最先端の土木技術の形式で造られた鉄橋で、しかも現役で使用されている鉄道橋です。
日本では大阪港の港大橋(1974年完成)や東京港の東京ゲートブリッジ(2011年完成)などが類似形式の橋です。

最大高さは104m、桁下高46m、使用された鉄鋼は51,000t以上。
東京タワーに使用された鉄鋼が約4,000tといわれるので、その約13倍になります。

この橋の建設には、「日本土木史の父」と呼ばれる渡邊嘉一が深く関わりました。
渡邊嘉一は2年間、フォース鉄道橋の建設工事に監督係として参画しました。
カンチレバー構造の原理を実演した渡邊嘉一中央に写る写真は有名で、2007年発行のスコットランド銀行の20ポンド紙幣に小さく載せられています。

エジンバラからダンディーやアバディーン方面に向かう列車の多くが通るほか、南側のダルメニー駅か北側のノース・クイーンズフェリー駅で下車して見に行くことができます。
フォース・ボート・ツアーに参加すれば、海上から見ることができます。
橋梁などの土木構造物に興味のある人は必見です。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
4.0
エジンバラウェーバリー駅から鉄道で約15分
コストパフォーマンス:
4.0
交通費のみ
人混みの少なさ:
4.0

クチコミ投稿日:2024/02/08

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