ロンドン市内を東から西へ
- 4.5
- 旅行時期:2023/02(約3年前)
-
-
by おけいはんさん(男性)
ロンドン クチコミ:25件
2022年5月に開業したロンドン東部のReading(レディング)ならびにHeathrow T4、T5(ヒースロー空港)からPaddington(パディントン)、Bond Street(ボンドストリート)、Liveroool Streetなどのロンドン中心部を通り、ロンドン西部のShenfield(シェンフィールド)ならびにAbbey Wood(アビーウッド)間のロンドンの東西を結ぶ鉄道路線。2009年の起工から13年をかけて2022年5月に全線開業しました。因みに建設プロジェクト名は「クロスレール」で、故エリザベス2世から「エリザベスライン」という名称になりました。
これまでロンドン市外から市内中心部を直接結ぶ路線がなかったことから、市外からロンドン中心部、ロンドン東西の移動が格段に便利になり、更にヒースロー空港にも直通する列車が設定されたことが、ヒースローエキスプレスを利用するよりも安く市内へ移動できるようになりました(所要時間はヒースローエキスプレスの15分に比べ35分かかりますが、片道運賃は25£に対し12.8£なので半額程度で移動可能)。今回建設された42kmのトンネルを最高時速145kmで走行することから、移動時間も、例えばPaddingtonからAbbey Woodまでがこれまでの半分の29分。Bond StreetからLiverpool Streetまでが4分短縮の7分、Ealing BroadwayからTottenham Court Roadまでが半分の13分など、大幅に短縮されました。
車両はボンバルディアの最新車両が用いられており、エアコンも完備(ロンドンのチューブにはエアコンなしの車両が多数)、すべての駅にエレベーターが完備されたほか、駅にはWi-Fiの利用も可能。Oyster Cardの利用もでき、利用上限にカウントされるので同日にチューブなど他の路線に乗ると割安になります。たまに列車が運休になったり、時間通り来ないなど英国のあるあるはありますが、ロンドン市内の異動にかなり便利になった路線です。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 利便性:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/10/04
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する