RER (高速郊外鉄道) RER

鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

慣れると便利ですが治安は良くない

3.5
旅行時期：2022/08（約3年前）

パリクチコミ：33件

パリ市内と郊外を結ぶ鉄道路線で、市内はメトロよりも停車駅の少ない快速地下鉄として機能しています。A〜E線の5路線が走っており、観光客の利用頻度が高いのが、ディズニーランド•パリの最寄駅Marne la Valle Chessyを通る赤いラインのA線、CDGやORYなどとパリ中心部を結ぶ青のラインのB線、ヴェルサイユ宮殿の最寄駅Versailles Chateau Rive Gauche駅やエッフェル塔、オルセー美術館、ノートルダム寺院などパリ中心部セーヌ川南岸を走るC線の３つ。右側通行のメトロと異なり左側通行を採用しているので、駅で列車に乗る際は注意。駅もメトロが「スタシオン（Station）」と呼ぶのに対し、RERはSNFCと同様「ガール（Gare）」と呼びます。乗客数は日本と同じ規模で、A線ではラッシュ時、2分間隔、10両編成で運行されています。車両の多くは二階建てで、日本の電車に比べて車両が長いので大きく感じます。車内は全てクロスシート、駅名の案内はありますが、車内放送はほぼない。冷房もないので、夏は蒸し暑いかも。駅構内はメトロに比べると薄暗く、駅員がいるわけでもないので、メトロ以上に治安が悪い。特に空港とパリ市内を結ぶB線は注意すべきと言われており、空港〜市内移動はシャトルバスかタクシー利用を推奨します。路線も分岐も合流も多いので行き先も複雑で、観光客には少々使いづらいかも。