北海沖にあるドイツ領の離島
- 4.5
- 旅行時期:2023/05(約1年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
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ヘルゴラント島は、ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州に属する北海の離島。
ドイツ本土北西部の海岸線からは70㎞ほど離れています。
第二次世界大戦中には連合軍によって爆撃されたり、戦後数年はイギリス軍の爆撃訓練場として使われていたようですが、その後ドイツに返還されたという歴史があります。
最大の見どころは、島の北端近くにあるランゲ・アンナ(≪のっぽのアンナ≫の意味)という赤い奇岩。
私が知っていたのはそのくらいで、殺風景な島を想像していたんですが、今では島民の住宅街、役場や学校、娯楽施設などがあるほどで、観光客受け入れのホテルや海鮮の飲食店、商店も多数。
観光客用免税品店も数軒ある島になっていてビックリ!
ドイツ本土からの船は数か所から出ていて、私たちはエルベ川が北海と出会う河口の町クックスハーフェン(Cuxhaven)から、REEDEREI CASSEN EILS社のフェリーで日帰りで訪れてみました。
下記はそのフェリー会社のサイト。
クイックボートとスローボートがあり、日によって便数が増減する点に要注意。
https://www.cassen-eils.de/
上記のフェリーで島に渡った後、帰りの便まで3時間半ほどあり、時間を持て余すかもと思っていましたが、広さ1平方キロメートルの島内に張り巡らされた高台の遊歩道を辿っての島内散策も楽しく、最後には海鮮を食べる時間も無くなって、「一泊すればよかったな。」に心変わり。(笑)
上記のランゲ・アンナの奇岩近くの崖には、5月下旬には数種類の海鳥が群れを成して営巣していて、その様子が間近から見られたのはうれしい驚きでした。
そこかしこに大戦中の遺構や地下トンネルなどもあり、戦火に見舞われた島だった歴史も感じ取れた訪問だったと思います。
●注: 高台に出てからは、お店があるのは住宅地区だけになります。
飲み物くらいは賑やかな地区であらかじめ買って、トイレの用事も済ませて行くと憂い無し。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 私たちはクックスハーフェンからのフェリーで行ってみました。本文参照。
- 景観:
- 4.5
- 島の北端近くに立つ赤い巨岩のランゲ・アンナ周辺はぜひ見て行きましょう。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 思っていたより島民も観光客も多くてびっくり。
クチコミ投稿日:2023/06/23
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