ニュージーランドが関わって来た戦争の戦死者を悼む橋
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
クライストチャーチ クチコミ:31件
≪追憶の橋≫が架かっているのは、クライストチャーチの中心部を東西に貫いているキャッセル・ストリートがエイボン川を渡る部分。
その名は、第一次大戦時、ここにあった橋を渡って出征して行った兵士たちが、戦地ではここで大勢の人々に見送られたことを偲んだ事から付けられたのだそう。
ただし、今見るどっしりした石造りのゲートを持つ≪追憶の橋≫は、第一次世界大戦後の1923年になってから戦死者を悼んで架けられたもの。
その後の第二次世界大戦など、ニュージーランドが関わって来た戦死者の記念碑的存在にもなっていて、説明プレートが取り付けられていたり、今でもゲートの足元には花束が捧げられています。
車両は通行出来ない造りになっていて、歩行者専用。
今ではこの橋の周囲は賑やかな一画となり、橋の川上側の岸には階段状のテラスが造られて市民の憩いの場になっていたり、川下側の岸には飲食店がずらり。
今は平和なこの橋を眺めながら、クライストチャーチの戦争の歴史の一端に触れた思いでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 街の中心部を東西に貫く目抜き通りのキャッセル・ストリートがエイボン川を渡る部分の橋で、街歩きの途中に寄れます。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学も通行も無料です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 賑やかな地区にある橋で、行き来する人は絶えませんが、混み合った感じは無し。
- 展示内容:
- 4.0
- ゲート部分の彫刻や、説明プレートなどにも注目して行きましょう。
クチコミ投稿日:2022/12/12
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