みんなに触れられて全身ピッカピカ「セルクラースの像」
- 3.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by デコさん(非公開)
ブリュッセル クチコミ:20件
グランプラスの南側に面しているギルドハウス群のうちの一つ「星」と呼ばれる館の下はアーケードになっていてその壁にあるのがブロンズの「セルクラースの像」です。
セルクラースは1388年に暗殺された町の英雄です。ブリュッセルの町は12世紀初頭から14世紀初頭までブラバン公によって統治されていました。そんな中ブリュッセルの繁栄をうらやみ、王位を継承しようと企んだフランドル伯が星の館のてっぺんに立てた旗を、1356年の嵐の晩、セルクラースが星の館に片手でよじ登り、正統な後継者のブラバン公の旗に取り替えたという説があり、その結果、ブラバン公が正統な後継者として王位についたとされ、セルクラースはブリュッセルの英雄となったのです。
この横たわる像は、1388年5月26日、刺客に待ち伏せされて深手を負った結果の様子で、5月31日にはこの時の傷が原因でセルクラースはこの世を去りました。傷つき横たわるブリュッセルの英雄の姿を表しており、ブラバントの独立を象徴するシンボルでもあります。
このセルクラースの像に触れると幸福になれるという言い伝えがあるため、常に触れようとする人々の手が伸びており、触られる辺りがピカピカになっています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/10/30
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