1. ホーム
  2. 海外旅行
  3. ヨーロッパ
  4. フランス
  5. ロワールの古城周辺
  6. ロワールの古城周辺 観光
  7. シュノンソー城
  8. クチコミ詳細
ロワールの古城周辺×
旅行ガイド
観光
ホテル
旅行記
Q&A
シュノンソー城 施設情報・クチコミに戻る

セピア色の思い出:フランスの「ロワール渓谷」に含まれる古城の中でも、特に人気が高いシュノンソー城は美しい。

  • 5.0
  • 旅行時期:1984/04(約40年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

ロワールの古城周辺 クチコミ:2件

≪セピア色の思い出:1984年の復活祭はフランスのパリ、ロワール渓谷に小旅行≫

「ドイツ語ではOsternオースターン、英語で Easter(イースター)」は「復活祭」の事だ。

デュッセルドルフに駐在していた頃は、「復活祭」の休みを利用して3泊4日の小旅行に出かけた。国内旅行もあったが、時には国外に車を走らせた。

さて、1984年は復活祭の休みが4月20日(金)~23日(月)だったので、40歳の私共は、この3泊4日の予定でフランスに小旅行をした。
(総走行距離1,781km)

パリの北、約25kmの近距離にある、人口2300人と云う小さな村に古城ホテルがあり、以前から泊まってみたい気持ちがあった。古城ホテルは全20室と小規模なもので、4ヘクタールの広い、美しい庭園があった。
【Chateau de Chaumontelショーモンテル城】
1984年4月20日(金)~22日(日)2泊朝・夕食込み、
(宿泊料などはFRF仏フラン1,435@2.88=DM498、凡そ5万円でした)
ショーモンテル城(別名Herrenhaus von Preslayプレスレイの館とも呼ぶ)。
城を囲む水堀や池、橋、ロマンチックな庭園に囲まれた古城は現在、ホテルとレストランとなっている。

この古城ホテルを起点にして、パリ市内やロワールの古城巡りをした。

②1984年4月21日(土) 晴、678km
ショーモンテル城を出発。=>(パリ)=>A10・ A11 132 km Chartresシャルトル=>N154 77 km (Orleansオルレアン)=>A10 104 km (Amboiseアンボワーズ城)=>D58・D943 41 km Lochesロッシュ城=>D80 37 km Chenonceauシュノンソー城=>D764 52 km Bloisブロア=>(Orleansオルレアン)=>(パリ)=>A10 235 kmショーモンテル城

<シュノンソー城と美しい庭園>入場券48フラン、蝋人形館16フラン。

今回の旅行の目玉はロワール渓谷にあるChateau de Chenonceauシュノンソー城である。
長いニレの並木道が続き、アイスクリームを食べながら歩いて行くと、見覚えのある美しい城と庭園が見えてきた。白壁の汚れを目下改装中のようだ。

Chateau de Chenonceauシュノンソー城の縄張り図から見ると、

①オランジェリー、
②管理棟(蝋人形館15体のみ)、
③16世紀に建てられた入り口の管財人の家、その下にディアーヌの庭、
④マルクの塔、左手にカトリーヌの庭、
⑤シュノンソー城:衛兵室、礼拝堂、ディアーヌ・ド・ポワチエの寝室、王妃の緑の書斎、王妃の図書室、
⑥ギャラリー:長さ60m、幅6m、採光窓18、床にはスレートと石灰岩タイルが張られ、天井は横梁が剥き出しになっている。演舞場、台所、
その他、フランソワ1世の寝室、ルイ14世の居室、5人の王妃の寝室、カトリーヌ・ド・メディシスの寝室などがある。

シュノンソー城はシェール川の古い製粉所跡に建てられたもので、歴史の文献に最初に登場したのは11世紀のことである。城館としては13世紀頃から記録がある。
周辺の豊かな緑に囲まれ、美しい城は世界遺産「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のVal de Loireロワール渓谷」に含まれる古城の中でも特に人気が高い。

シェール川が流れる川上に築城されたシュノンソー城はフランスの中でも独特の城館であり、また、付随したディアーヌの庭(Henri IIアンリ2世・ヴァロワ朝第10代のフランス王、在位:1547年~1559年)が愛妾のディアーヌ・ド・ポワチエにシュノンソー城を贈った事に因む・・・ドイツのザクセンの強王が愛妾コーゼル伯爵夫人にドレスデンのタッシェンベルク宮殿やピルニッツ城を贈った事とも通ずるものだが・・・)と、

カトリーヌの庭(アンリ2世の王妃カトリーヌ・ド・メディシスが、馬上槍試合の事故で王が死すと、愛妾ディアーヌを追い出して、自ら所有した事に因む)という二つのエピソード付きの異なる庭が見られる。

愛妾のディアーヌはシュノンソーの地を好み、アーチ型の橋を作ってシェール川の対岸までを結んだと云われ、「ディアーヌの橋」として今でも人々を魅了している。
この橋の上に1576年に建設されたものが、現在ギャラリーと呼ばれるもので、長さは60m、床は白と黒の独特の色使いが素晴らしい、演舞場にも利用されたと云う。

・・・・・

尚、1977年4月8日~11日のイースター休みで、フランス・モンサンミッシェル(1000km)やロワールの古城群、パリのジャンヌ・ダルク像も訪れた記憶がある。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
家族旅行
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
3.5
コストパフォーマンス:
4.5
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
4.0

クチコミ投稿日:2021/05/05

いいね!:7

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

このユーザーが利用した周辺のスポット

PAGE TOP