ディンケルスビュール:ヴェルニッツ門の市外側の壁に「鷲の紋章」と「町の紋章」が誇り高く並んでいる。
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約12年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ディンケルスビュール クチコミ:11件
2012年5月19日(土); 晴、22℃、98km(この日まで5日間で505kmとなった。)
Dinkelsbuehlディンケルスビュール観光: 14:30~17:00
Dinkelsbuehlディンケルスビュールの町はWoernitzヴェルニッツ川(全長132.5km、バイエルン州に流れるドナウ川の支流)沿いに発展した中世都市がそのままに遺されている。人口は12千人と小規模だが、そのため中世の面影は一層、色濃く残っていると云われている。
ディンケルスビュールの旧市街には、780軒の家屋があり、そのうち77%が約350年以上の古い歴史を有していると云うから大変なものだ。
美しい旧市街には多くの市門・塔(数えてみると、他の町では見られないほど多い19の塔)が残り、旧市街を囲む市壁は塔と共に中世からのものである。
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<Woernitz Torヴェルニッツ門(14世紀末、東の市門)>
ヴェルニッツ門はヴェルニッツ川に面し、その名前を採ったようだ。14世紀末に建設されたもので、東西南北に位置する4つの市門の中で最も古いと云われているとか。尚、時計がある切妻塔はルネサンス様式で16世紀のものだそうだ。
特筆すべきものは、ヴェルニッツ門の外側の壁に、向かって右にWappen der Reichsstadt Dinkelsbuehl ディンケルスビュールが帝国都市であることを示す「鷲の紋章」があり、左にWappen von Dinkelsbuehlディンケルスビュールの紋章が誇り高く並んでいるのを見ることができることだろう。
町の紋章は「赤地に銀色のDreiberg3つの丘、その3つの頂から黄金の Aehre穂が育っている様子が描かれている。其々、ディンケルスビュールの名前を示していて、穂Aehre=Dinkelディンケル、(Drei)丘bergとBuehlビュールと、同一の意味があるそうだ。13世紀の市の紋章に既に使われていた。
南東のネルトリンガー門から入ると、真っすぐ北に向かい、聖ゲオルク教会を中心とした一帯にマルクト広場、ワインンマルクトに至る。
教会近くのAltes Rathaus旧町庁舎(14世紀 Steinernes Haus石作りの市庁舎;今は歴史博物館)から、ヴェルニッツ門を出ると、ミュールグラベン(水堀)とヴェルニッツ川に挟まれた中島になっている。市城壁外である。
中島を左折しNikolaus Eselerニコラウス・エゼラー通りを行く。この通りからをローテンブルガー門(北の市門)に向かうあたりは市城壁が続き、ヴェルニッツ川の水を引きこんだ絵になる光景の水濠の一帯になっている。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/01/29
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