ディンケルスビュール:かつての西の市門・ゼークリンガー門周辺の景観は画家たちの制作意欲をかきたてたと云う。
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ディンケルスビュール クチコミ:11件
2012年5月19日(土); 晴、22℃、98km(この日まで5日間で505kmとなった。)
Dinkelsbuehlディンケルスビュール観光: 14:30~17:00
Dinkelsbuehlディンケルスビュールの町はWoernitzヴェルニッツ川(全長132.5km、バイエルン州に流れるドナウ川の支流)沿いに発展した中世都市がそのままに遺されている。人口は12千人と小規模だが、そのため中世の面影は一層、色濃く残っていると云われている。
ディンケルスビュールの旧市街には、780軒の家屋があり、そのうち77%が約350年以上の古い歴史を有していると云うから大変なものだ。
美しい旧市街には多くの市門・塔(数えてみると、他の町では見られないほど多い19の塔)が残り、旧市街を囲む市壁は塔と共に中世からのものである。
4つの市門が町と外との出入口になった。ローテンブルガー門(北)、ゼークリンガー門(西)、ヴェルニッツ門(東)、ネルトリンガー門(南東)の順に建てられたと云う。
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幟が掲げられたNeues Rathaus新町庁舎(1733年)から西は坂道ゼークリンガー通りになり、Dreikoenigskapelle三人の王礼拝堂(1378年)、Segringer Torゼークリンガー門まで上がって行く。
<かつての西の市門:Segringer Torゼークリンガー門>
1648年、30年戦争の終盤、新教派(プロテスタント)のスウェーデン軍によるBelagerung包囲戦でゼークリンガー門は崩壊し、1655年にBarockstilバロック様式で再建された。ゼークリンガー門から連なる市城壁は、多数の防衛塔と共に町の南西側を防ぐ形になっている。
広いゼークリンガー通りからは、旧市街の家並み、聖ゲオルク教会の素晴らしい景観が見られる。
1890年頃、この町のロマンチックな佇まいがMaler画家たちの制作意欲をかきたて、ディンケルスビュールはミュンヘンやベルリンといった大都市の芸術家たちが訪れる、夏のリゾート地になったそうです。
空堀に架かる橋を渡ると、門の外は北にノイエ・プロムナーデ、南にアルテ・プロムナーデが其々北のGruener Turm緑の塔、南のSalwartenturmザルバルテン塔まで出来ている。
ノイエ・プロムナーデと並行する、かつての水堀が今は水も無く、ゼークリンガー門から階段で空堀に通じ、白い遊歩道が伸びていて、その先にDreikoenigsturm三人の王塔や緑の塔が見え、美しい景観なのだ。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/01/27
いいね!:5票
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