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歴史博物館として利用されています。

  • 4.0
  • 旅行時期:2019/09(約5年前)
かるあみるくさん

by かるあみるくさん(男性)

タリン クチコミ:109件

タリン郊外、カドリオルク公園からピリタに向かう途中にある歴史博物館です。元々はバルト貴族の邸宅として建てられ、ロシア帝国時代の将校の別荘として建築された建物で、独立後はエストニア軍、ソビエト占領下ではソビエト軍が使用していた建物を独立回復直前の1987年に歴史博物館として転用しオープンしました。ロシア帝国時代末期から現在のエストニアの歴史資料に焦点が当てられており、展示品の中には日露戦争の際にロシア軍に鹵獲された短刀や脇差の展示もありました。
第二次世界大戦時の武器などの展示も多いですが、戦争博物館などと違い文化的な展示内容も多いです。エストニアの歴史が悲劇的な運命なので仕方ないのもありますが、どちらかというと暗い展示も多いです。入り口横のホールは明るい雰囲気ですが、一定時間でソビエト構成共和国の国旗が浮かぶように造られていて、これも負の歴史を感じてしまいます。上記の短刀と脇差以外で日本に関わるものとしてはカイド・ホーヴェルソン議員が日本で活躍していた当時の把瑠都関の化粧まわしも展示されていました。
自分の名前を入力するとエストニア風に変換してくれる機械という面白い展示もありました。
宮殿裏側にはソビエト占領下でエストニア各地に建立されていたソビエト指導者や共産主義者の像が集められて展示されています。現在エストニアではソビエト崇拝になりうるものの展示は禁止されているので、こういう場所でしか見られないものになっています。
ただの像でしかないですが、案内板には実際に建っていた当時の写真が展示されているので当時の様子を知ることができます。

少しアクセスが悪い場所ですが、エストニアの歴史を深く知るには欠かせない場所かなと思いました。
ちなみに宮殿屋上も展望スペースがあり、タリン湾や歌の広場を眺めることができました。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
2.5
Viruケスクスからバス、カドリオルク公園から歩くことも不可能ではないです。
コストパフォーマンス:
4.0
タリンカードで入れます。
人混みの少なさ:
4.0
数組いただけでした。
展示内容:
4.0
エストニア独立から現在までに至る資料が豊富です。

クチコミ投稿日:2021/01/13

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