木の根が抱く仏頭が有名な世界遺産『古都アユタヤ』の構成遺産
- 4.5
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by ぱっしょんKさん(男性)
アユタヤ クチコミ:7件
ワット・マハータートはアユタヤ王朝が14世紀に建てた仏教寺院です。1767年に起こった泰緬戦争でコンバウン王朝ビルマがアユタヤ王朝を滅ぼした時に破壊され、仏像の首が落とされてしまい、まともな形で残る仏像はほとんどありません。
中央の大きな仏塔を取り囲むように小さな仏塔や建物が並んでいたようです。その中心の仏塔は惜しくも1911年に崩れてしまいました。
中央の仏塔には地下室があって仏像や宝飾品が1956年に発見されたそうです。
出てきた貴重な物品はチャオ・サーム・プラヤー国立博物館に展示されていてここでは見ることができませんでした。
入口を入って右側、反時計回りで見ていくと比較的すぐに有名な仏像の頭を取り込んだ木を見ることができます。
この仏像の首はビルマ軍が破壊した物ではなく1600年頃に落ちた物を木が自然と取り込んで成長した物と伝わっていますが、まるで木の根が大事に抱いているように見えます。
なおこの仏頭を撮影するときは上から見下ろして撮影することは禁止されていますから注意が必要です。
駐車場、駐輪場にはお店が並んでいます。ここで水やお土産、おやつなどを購入することができます。
ワット・マハータートは参観料50バーツです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- レンタサイクルやレンタルバイクを使うこと前提ですが、駅や ロットゥー乗り場から近く非常に行きやすい場所に位置します
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料は50バーツ。世界遺産の構成遺産でこの広さ、この遺跡の保存状況と残り方。コストパフォーマンスは高いと思います。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 観光客は少なくはありませんが、広さがあるので人混みを感じることは少なかったです。ただ木の根の中にある仏頭の前は混んでいました
- 展示内容:
- 4.0
- 建物の跡なども残っており、コンバウン朝の破壊した仏像もそのまま残っており、非常に展示内容は充実しています
クチコミ投稿日:2020/12/08
いいね!:9票
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