6世紀のモザイク画が圧巻☆彡
- 4.5
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by sanaboさん(女性)
ポレチュ クチコミ:15件
1997年に世界遺産登録された「ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群」は、エウフラシウス聖堂と同じ敷地内にある洗礼堂、鐘楼、アトリウム(柱廊で囲まれた前庭)、司教の邸宅などで構成されています。この中で一番の見どころはやはりエウフラシウス聖堂のモザイク画です。
726年にビザンツ皇帝レオン3世が宗教画は偶像崇拝を禁じるキリスト教に相応しくないと「聖像禁止令」を出し、約100年に渡る聖像破壊運動により多くのモザイク画や宗教画が破壊されました。
幸いポレチュはその頃、ビザンツ帝国支配を離れフランク王国支配下となっていたため破壊を免れることができました。
エウフラシウス聖堂の6世紀のモザイク画はこの時代のものとして現存する稀有な存在で大変素晴らしいものでした。
聖堂の後陣に置かれた13世紀の『天蓋』にもモザイクが施されています。
聖堂はギリシャ製大理石の列柱で仕切られた三廊式のバシリカですが、北側(後陣に向かって左手)の列柱上部のアーチ部分には建築当初(6世紀)の漆喰装飾が残されていますので、こちらも是非ご注目下さい。(南側は1440年の地震で崩れ修復されています)
とにかくモザイク画が見事で圧巻でした!
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- ポレチュのバスターミナルから徒歩で10分ほど
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料は50クーナ(≒800円)
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 10月の訪問時はそれほど混んでいませんでした。
- 展示内容:
- 4.5
- 6世紀のモザイク画がとても素晴らしかったです。
クチコミ投稿日:2020/08/29
いいね!:33票
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