ガイドブックなんかではスルーされているが、琥珀の祭壇と地下聖堂に驚く
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- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
グダンスク クチコミ:15件
聖ブリギダ教会はガイドブックなんかではスルーされているが、ポーランド民主化運動と深い関わりのあった歴史ある教会である。ワレサさんも通っていたとか。
そして、その教会の琥珀の祭壇が素晴らしい。何年もかけて琥珀を集めたようで、完成したのはつい最近。街の中心部からも散歩気分で歩けば、遠くはないので見逃してしまうのはもったいない。
この祭壇で1番目を惹くのが聖母マリア像、聖母子の冠は黄金の琥珀、ガウンは白い琥珀で作られている。祭壇の下には2人のポーランドの偉大な人物、ステファン・ヴィシンスキ枢機卿と教皇ヨハネ・パウロ二世の像がある。
ヴィシンスキ枢機卿は大戦中はドイツに対して、大戦後は共産主義政権に対して戦ってきた人物。民主化前のポーランドは聖職者への弾圧も酷かったらしく、彼も秘密警察に拘束されたことがある。そんな状況下でヨハネ・パウロ二世とともにヴィシンスキ枢機卿は「連帯」を指示した為、ポーランドでは今でも人気が高い。
この教会には大きな見どころがもう一つある。2010年に偶然見つかった地下聖堂がそれである。入口には「メメント・モリ」と刻まれ、薄暗い洞窟のような狭い納骨堂がある。ここで発見された遺骨は何百年も前に亡くなった人々の食生活や健康状態を調査するために研究機関に預けられた。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/07/18
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