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ヘンリー8世の6番目の妻 所縁のお城

  • 4.0
  • 旅行時期:2019/06(約5年前)
sanaboさん

by sanaboさん(女性)

チェルトナム クチコミ:1件

離婚するためにローマ・カトリックと決別し、次々とお妃を取り替えたヘンリー8世の6番目の(最後の)妻となったキャサリン・パーが、国王の死後、男爵トーマス・シーモアと再婚し暮らしたお城です。産後の肥立ちが悪く出産の6日後に36歳で亡くなり、敷地内にあるセント・メアリー教会に埋葬されています。
キャサリン・パーは王妃時代にヘンリー8世を説得し、プリンセスの称号を剥奪され庶子扱いとなっていた最初の妻キャサリン・オブ・アラゴンの娘メアリーと2番目の妻アン・ブーリンの娘エリザベスを王位継承者として認めさせ、城に引き取り教育を受けさせていました。ところが再婚したトーマス・シーモアがこのエリザベス(のちのエリザベス1世)と浮気をし失意の中で亡くなりました。
聡明で愛情深い女性であったキャサリン・パーへの思いを抱き、スードリー城を訪れるイギリス人は多いようです。このような歴史的背景を知ったうえでスードリー城を訪れると感慨深いものがあります。城内にはヘンリー8世と6人の妻たちを再現した姿像が象徴的に展示されていました。キャサリン・パーが暮らしたチューダー朝時代の寝室や衣装なども興味深かったです。

ガイド本によると『クイーンズ・ガーデン』には800種類の薔薇が植えられているとのことで、とても楽しみにしていました。イギリス旅行の最初に訪れていたらそれなりに感激したと思うのですが、ちょうど薔薇の季節だったため各地で個人宅の手入れの行き届いたたわわに咲く見事な薔薇を沢山見てしまった後だったため、ちょっと物足りなさを感じ期待外れだったというのが正直な印象でした。(とはいえ十分美しいです^^;)
ちなみに庭園の名はこの場所を散策したであろうキャサリン・パー王妃やアン・ブーリン王妃、ジェーン・グレイ(九日間の女王)、エリザベス1世という4人のクイーンに因んでいるそうです。

お城の入口付近にあるレストラン"The Castle Kitchen"は鎧や槍が飾られていて雰囲気も素敵で、お料理も美味しかったです。お茶とケーキだけでもOKです。

良い季節なら緑に囲まれたお城の敷地内の散策は気持ち良いですし、歴史を知ったうえでの城内見学も興味深いと思いますので、機会があれば訪れる価値のあるお城だと思います。

Winchcombe と Cheltenham (または Broadway)間を走るバスの便があるようです。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
3.5
バスの便あり。
コストパフォーマンス:
3.5
入場料は£16.75
人混みの少なさ:
4.0
イギリス人には人気の観光地のようで時期によっては混雑しているかも。
展示内容:
4.0
城内の展示やセント・メアリー教会、お庭も見どころです。

クチコミ投稿日:2020/05/30

いいね!:36

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