プラナカンのショップ・ハウスがずらりと並ぶ道筋。カトン地区にあります。
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- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:452件
ジョー・チアット・ロードは、カトン地区を東西に横切るチャンギ・ロードとマリーン・パレード・ロードを南北に結んでいる道。
ジョー・チアットと言う名は、第一次世界大戦後このあたりの大地主だった人物に因んで付けられたのだそう。
この道筋にもプラナカンの色鮮やかなショップ・ハウスがずらりと並んでいます。
同じくショップ・ハウスが並ぶイースト・コースト・ロードや、テラス・ハウスが並ぶクン・セン・ロードはこのジョー・チアット・ロードと交差しているので、街歩きのほか、カトン・ラクサなどの食事やプラナカン・グッズのお買い物も併せて訪れてみるのがお勧めです。
ジョー・チアット・ロードは以前は歓楽街だった時期もあり、その名残でバーやカラオケになっているショップ・ハウスがあったり、そうかと思うとローカルな食堂や新しく出来たオシャレなお店、小さなお寺さんやモスクも同じ道筋にあって不思議な雰囲気。
ショップ・ハウスを改装したお宿もあるので、この辺りに泊まってみるのもいいかも。
ショップ・ハウスは、プラナカン建築の一形態で、一階部分が店舗、二階部分が住居という構造になっています。
二階部分が庇のように突き出していて、日差しや雨除けになるアーケードを構築しているのが特徴。
ショップ・ハウスのアーケード下の通路を歩く時に気を付けたいのは、一軒一軒の境目を表わしている(?)段差が多い点。
足元に注意して街歩きを楽しみましょう。
●注: プラナカンとは、簡単に言うと17世紀にマレー諸島に渡った中国系移民の子孫のこと。
文化、伝統、生活様式、食生活も、中華風にマレー風の入り混じったスタイルを持っています。
ニョニャ料理(プラナカンの未婚女性をニョニャと言います)の名を聞いたり味わったことがある方も多いのでは?
プラナカン様式建築は、西洋+東洋の建築様式や装飾が折衷されたスタイルで、華やかに塗られた外壁、コリント様式の柱、地中海風の窓や鎧戸、中国風絵柄の装飾タイルなどが特徴。
1階部分を店舗として造られたものはショップ・ハウス、純粋に住宅として建てられた物はテラス・ハウスと呼ばれています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/03/21
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