エストニアの暗黒時代とKGBの歴史がよくわかります
- 3.5
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by かるあみるくさん(男性)
タルトゥ クチコミ:14件
ソビエト占領下のタルトゥで実際にKGBが諜報活動を行っていた建物を独立回復後にKGB監獄博物館として利用しています。その為ここで実際に拷問や処刑が行われていた場所なのです。
常設展ではKGBの行った行為や追放先のグラーグの位置、拷問に使われた器具やルビャンカとの直通電話などの展示やエストニアの人口がソビエト占領時代にどれだけ減少したかや追放の過酷さが書かれています。
特別展では私の訪問時はラインハルト・ハイドリヒがチェコで行った残虐行為や殺害されたあとの報復の壮絶さ、その後ソビエトによる解放後ナチスやナチス協力者への裁判や絞首刑の様子などの解説と展示がされていました。
常設展も特別展もどちらも大事な内容で実際起きた史実ですが、日本の展示と違い割と人の死についてオープンに展示されているので(処刑された遺体の写真など)、人によっては堪えるかもしれません。また拷問の様子などもあるのでそれも人によっては堪えるのかなと。
個人的には5ユーロでこの内容の勉強できたのは良いことだと思います。
ちなみにKGBが使っていた建物そのままなので博物館の入口はわかりにくい、というよりここ入ってオフィスとかじゃない?と疑問に思う感じでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- バスターミナルからも駅からも15分程度かかります。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 5ユーロです。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 30分ほど居ましたが、他の見学者は一人でした。
- 展示内容:
- 4.0
- エストニアの歴史を知る上で大事な内容です。ただ凄惨なので人によってはきついかも。
クチコミ投稿日:2019/11/22
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