マラバーモスク Malabar Mosque

寺院・教会

青いタイル張りの外壁と金色のドームが印象的なモスク。ちょうど礼拝が始まる時間帯でした。

3.5
旅行時期：2019/02（約7年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

シンガポールクチコミ：452件

マラバー・モスクは、インドのケララ州出身者コミュニティによって1963年に創建されたモスク。
アラブ人街を横切っているビクトリア・ストリート沿いにあり、熱帯の日の光に輝くうす青い外壁と金色のドームが目印。
この外壁は、白・水色・青の無数の細かいタイルをモザイクのように張り合わせて出来たものなのにビックリ。

私が訪れた時にはちょうどお昼の礼拝が始まる時間帯で、次々に集まってくる信者さんたちが見られました。
日々の暮らしの中に組み込まれた祈りの時間を守って粛々と集まって来る様子には頭が下がる思い。
塀の外側の靴を置くための棚が全部埋まり、最後には歩道の一画も靴脱ぎ場のようになっていました。
普段、モスク内部の見学が可能なのかどうかは不明。

このマラバー・モスクの裏手にはムスリム墓地もあって見学可。
草茫々で墓碑も傾いたり半分土に埋まった物が多いのは、単に古い墓地で手入れが行き届いていないだけなのか、死後の世界観の違いによるものなのかが気になりました。