バルベリーニ宮（国立古典絵画館） Palazzo Barberini

城・宮殿

行列時間vs所蔵コレクションのコスパ最高

5.0
旅行時期：2019/04（約7年前）

ローマクチコミ：4件

イタリアの美術館めぐりの悩みは、時間がかかること。数多い作品を見るのに時間がかかるのはあたりまえですが、待ち時間が長い。延々と行列に並んで、やっと入場できると、東京の地下鉄なみの大混雑。
ローマのバチカン博物館、フィレンツェのウッフィツィ美術館が代表的です。
ところが、勝るとも劣らないコレクションをもちながら、バルベリーニ美術館は待たずに入れると言われていました。行ってきました。本当でした。入場券売り場には、私たちの前には誰もいませんでした。
所蔵コレクションは、ラファエロ「粉屋の娘」カルバッチョ「ナルシス」クイド・レーニ・薄幸の美少女「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」など。
しぶいところでは、ルネサンス以前の宗教絵画、フィリッポ・リッピなどルネサンス初期の絵画もあります。
館内も静かで、ゆっくりと絵を楽しみたい方には、最高です。
ラファエロ「粉屋の娘」（「パン屋の娘」とも言われます）は、この日、この時、なんとこの絵の前は私だけ。ラファエロを独り占めでした。ほかの美術館でありえるかな。
大きな荷物は持って入れませんが、無料の荷物預けがあります。
写真撮影は、フラッシュなしでOKです。