ビエンチャンを都と定めたラーンサーン・ラーンナーの王
- 3.5
- 旅行時期:2018/12(約5年前)
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by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん(非公開)
ビエンチャン クチコミ:12件
16世紀のラーンサーン(ラオス)王国の王である。
当時,隣のラーンナー王国(北部タイ)では,家臣が専横し,内輪もめを続けていた。国王は擁立と暗殺が繰り返された。そんな中,ランナー王国の王女を母に持つラーンサーンの若いセーターティラート王子は,請われてランナー王国の王に即位するが,すぐにラーンサーンの父王が亡くなり,ラーンサーンへ戻って両国の王を兼任するに至る。
セーターティラート王が去り,衰退著しいランナー王国は,タウンジー王朝ビルマの侵入を受け,その支配下に入れられてしまう。ビルマは,ついでラーンサーン王国の征服にも乗り出す。セーターティラート王はその中で殺され,死後,ラーンサーン王国はビルマの支配下に入ることになる。
というわけで,栄光に包まれた王とはなかなか言い難いのだが,隣にあるタートルアンを「再興」し(実質的には建立だろう),ビエンチャンを建設してラオスの都と定めた王としてここに顕彰されている。
拝観料は不要。
4トラで「セタティラート王の銅像」として登録されているのは同一のもの。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/05/04
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