リスボン大地震で廃墟になった教会。今では建築博物館や現代アート展示の場ともなって公開されています。
- 4.0
- 旅行時期:2018/10(約6年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
リスボン クチコミ:18件
カルモ教会があるのは、サン・ロケ教会やサンタ・ジュスタのリフトのてっぺん側があるシアード地区。
アバニ・アベニダ・リベルダーデ・ホテルあたりからだと、ケーブルカーのグローリア線で丘の上に出た後、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台や上記の見どころをまとめて見て回れるのが便利。
この教会は1389年にカルメル派の修道院として始まったものの、1755年のリスボン大地震後で大きく崩壊、その後は修復がほとんどなされないまま1864年にポルトガル建築協会に寄付されたという歴史があります。
教会本体はほとんどが廃墟になっていますが、崩れ残った壁や窓のアーチなどが廃墟美を醸し出していたり、博物館となった部分では教会建築の遺物が展示されていて、このあたりでは必見の場所になると思います。
伽藍には、現代アート作品も展示されていましたが、個人的にはこの教会の廃墟美には似合っていないように感じられました。
●注: 上記博物館内は撮影不可。
2018年10月中旬現在のチケットは4ユーロ。
リスボン・カードがあれば3,2ユーロ。
教会前広場にはベンチや木陰、カフェなどもあり休憩可。
教会入口を正面にして右手に回り込んだ所にあるサンタ・ジュスタのリフトへの歩道橋にもカフェがあり、そこから見るカルモ教会の姿もお勧めです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/04/22
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