フレンチ・ロマネスクの傑作
- 4.5
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by sanaboさん(女性)
コンク クチコミ:2件
8世紀初頭に修道士ダドンが修道院をコンクの地に創建しました。 9世紀後半にコンクの修道士がアジャンの教会から聖女フォワの聖遺物(遺骨)を盗んでコンクに持ち帰り、その聖遺物が奇跡をもたらしたことから多くの巡礼者がコンクの村を訪れるようになったのだそうです。 (当時ローマ帝国ではキリスト教徒が弾圧されており、信仰を貫いた少女フォワは303年にわずか12歳で、コンクの南西約150キロのアジャンの地で殉教しました)
巡礼最盛期の11世紀半ばから12世紀にかけて、聖女フォワを祀るこの修道院付属教会が建てられました。(ファサードの塔は19世紀建造)
フレンチ・ロマネスクの傑作と称され、特に『最後の審判』をテーマに描かれたタンパン(扉口上部の半円部分)のレリーフ彫刻が大変素晴らしいので必見です。
ツーリスト・インフォメーションで日本語のタンパンの解説書をいただけるので、とても参考になります。 レリーフの意味を理解したうえでタンパンを見るととても面白いです。(12世紀初めの作品ですが、作者や正確な制作時期は不明だそう)
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 公共交通機関だとバスが1日1便程度と極めて不便
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 入場無料(宝物館は€6.5)
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 特に問題ありません。
- 展示内容:
- 4.5
- タンパンのレリーフ彫刻が大変見事です。
クチコミ投稿日:2019/03/01
いいね!:46票
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