タイ国鉄の発祥を記念する碑が、ファランポーン駅の北側に、ひっそりと、置かれています。
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- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by さいたまさん(男性)
バンコク クチコミ:365件
タイ国鉄の発祥を記念する碑が、ファランポーン駅の北側に、ひっそりと、置かれています。
ラーマ5世チュラロンコーン王の治世は、タイにとって激動の時期でした。イギリスとフランスの植民地収奪競争の中、タイが辛うじて独立を維持することに苦悩した時期において、ラーマ5世の功績の中に、鉄道と通信の基盤を確立し、国家の命脈を保ちました。
鉄道を敷設し、タイ国内の輸送力を整備し、国家の発展の基盤としたのです。
その偉業を顕彰するための記念碑がファランポーン駅に置かれています。
この輸送力増強により、軍隊の派遣が容易となり、治安の維持に役立ったのです。
また、枢軸国として参戦したタイが、第2次世界大戦終了後、戦勝国の一員として扱われ、国連加盟を早期に達成し得た理由は、タイ産米150万トンの連合国への提供がありました。
その原動力は、国鉄によるタイ産米の迅速な輸送が挙げられます。
チュラロンコーン王の偉業が、約40年後のタイを救ったのです。
現在、観光の面でファランポーン駅は、重要な役割を担っていますが、国鉄発祥の記念碑にも目を向けることも、大きな意味があります。訪れることをお勧めします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/02/12
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