「呉園藝文中心」、良いネーミングです
- 4.0
- 旅行時期:2018/12(約6年前)
-
-
by T04さん(男性)
台南 クチコミ:80件
「国立台湾文学館」から「林百貨店」に向かう途中、日本統治時代のものらしい洋風建築の前を通りましたが、それが「旧台南公会堂」でした。さっそく堂内に入ると、そこには建物や歴史についての説明がありましたが、この公会堂、台湾初(台南初ではなくて)の公共集会用の「台南公館」として建てられたと記されていました。建物前面は洋風でしたが、公会堂部分は瓦葺、これも面白いですね。地下空間のギャラリーでは写真展が開催されていました。建物背後には、かつて台湾四大として讃えられた「呉園」がありました。公会堂建設によって縮小されてしまってはいますが、翡翠色の池、中国風の東屋、変わった岩が美しいものでした。その一角は円形劇場とありましたので、池を背景にした舞台も開催されるのでしょう。日本統治時代に建てられた立派な料亭「柳屋」も再生され、カフェとして営業中でした。人々が集う公会堂として建てられた公会堂、地下のギャラリー、美しい庭園、円形劇場、歴史ある建物を改修したカフェ、その総称が「呉園藝文中心」、ぴったりのネーミングだと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 「国立台湾文学館」から「林百貨店」に向かう途中に見つけましたが、この辺りは見応えある建物が多くて楽しいです
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 呉園は公園ですから、ボンヤリ座っている人もいますが、問題なしです
- 展示内容:
- 5.0
- 縮小されたとはいえ台湾四大名園とされた呉園、そして台湾初の公共集会用の建物、良いものを目にすることができました
クチコミ投稿日:2019/01/22
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する