ピョートル大帝夏の宮殿
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by ポポポさん(男性)
サンクトペテルブルク クチコミ:57件
ペテルゴフを代表する観光地がピョートル大帝夏の宮殿と付属の庭園です。
大宮殿は何も無かったこの地に1714から建て始められ1721年に完成しました。通常皇帝の居所となる宮殿は、皇帝の権威を誇示したり外交施設を謁見するため豪華に造られますが、ピョートル大帝はロシアよりも進歩している西欧諸国の文化を配下の諸侯らに知らしめる手段としてこの宮殿を建てたそうです。同じ構想で造られたのが下の庭園の噴水でした。
建築に当たっては西欧諸国の有名な職人たちを招き、当時最先端の工法と技術粋をここに結実させました。
ロシアの文化の発信基地であったこの宮殿は歴史的にも貴重な建物でしたが、第二次世界大戦で破壊されたことは非常に残念でなりません。
現在の宮殿はソ連政府によって復元されたものですが建物が新しいのでかえって美しく感じました。
なおこの宮殿は人気が高いようで、宮殿の入口は入場を待つ観光客で長蛇の列でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/01/02
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