第二次世界大戦でドイツにメチャメチャに破壊されましたが、戦後に復元された有名な広場です。
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- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by nichiさん(男性)
ワルシャワ クチコミ:32件
第二次世界大戦の後、廃墟と化した旧市街は、社会主義に基づくソビエト流の町に作り替える計画はありましたが、再びポーランド人自身によって厳密に再建されました。
北のパリとも言われたワルシャワ旧市街。
人々がこの街並みを忠実に蘇らせたその熱意が評価され、世界遺産に登録されました。
13世紀当時のゴシック様式や新古典主義様式などの歴史的建築物を戦後に再現しています。
残されていたスケッチや、18世紀後半に描かれたベルナルド・ベロットの風景画などを元に、街の復元作業に取り掛かったのです。元々のレンガや残った建物を再利用し、旧市街の要素を含むものはすべて使用し、専門家だけでなく一般市民も無償で作業に参加しました。
街は元の街並みを「レンガのひび割れひとつに至るまで」取り戻しました。
16世紀後半からはロシア・プロイセン・オーストリアにより3度の分割と言う厳しい状況に置かれますが、20世紀に独立を果たします。
しかし、第2次世界大戦でナチス・ドイツの侵攻により、街は空爆されてしまいます。1944年にワルシャワ蜂起の際には20万人のポーランド人が犠牲となり、さらに激烈となった爆撃により、街の80%が瓦礫と化してしまいました。
そんな街をここまで取り戻したものです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2018/12/01
いいね!:3票
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