仕掛け人形より建物の美しさが見所
- 3.5
- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by MK988さん(男性)
ローテンブルク クチコミ:9件
・定時に現れるからくり人形は単純明快に飲み干すだけなので、気を取り直して夕陽に染まり赤みを帯びた市参事会酒宴館の建物を鑑賞すると美しさに感動します。
事典によるからくり人形のいわれ
・17世紀の三十年戦争でプロテスタント側についたローテンブルク市は、カトリック軍に包囲され、防戦空しく占領された。占領したカトリック軍のティリー将軍は、町の破壊と、指導者の市参議会員の反逆罪による処刑を宣告した。これをやめさせようと、市民が極上のフランケンワインを3.25ℓの容器になみなみとついで差し出したところ、将軍は、この大杯のワインを一気に飲み干す者がいたら、死刑囚を特赦すると申し渡した。この申し出に進み出たローテンブルクの元市長のヌッシュは、見事ワインを飲み干し、町の破壊と市参議会員の処刑を免れた。このワインの一気飲みが「マイスタートゥルンク」で、伝説として現在に伝わっている。このからくり時計の人形のうち、向かって右がワインの大杯を抱えた元市長のヌッシュ、左は占領軍のティリー将軍である。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2018/11/12
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