フランクフルト駅を模した天使の都駅
- 4.0
- 旅行時期:2016/06(約8年前)
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by ゆっくさん(男性)
バンコク クチコミ:24件
チェンマイから寝台列車でバンコクに帰ってきた時に、利用しました。
タイ国鉄の中心駅で、タイ国内を東西南北に走る電車の始発・終着駅となります。
かまぼこ型の駅舎で、吹き抜けで非常に開放感があります。ヨーロッパの駅舎に似ていると思いましたが、それもそのはず、1916年にドイツのフランクフルト駅を模して、建設されたとのこと。ちょうど100年ですが、そんなことはどこにも(笑)。
改札はなく、自由にホームとコンコースを行き来することができます。トイレはどちらにもあり有料です。コンコースには小さい売店が数軒あります。ターミナル駅なのに、寂しいと思ったのですが、基本、国鉄の利用は、タイ地方の出稼ぎ労働者や旅情を楽しみたい観光客位しか使わないため、一般的なタイ人は利用しないとのこと。そのせいか、この駅も2020年には役目を終え博物館となり、ターミナル駅の機能は、ウィークエンドマーケットにほど近い、バンスー駅に移るそうです。
ホーム中央には、どでかい肖像画が飾られていますが、この方が、タイに鉄道を初めて導入した、タイ近代化の父であるラーマ五世ことチュラーロンコーン国王です。ちなみに、奥さんが160人、子供が77人いたとか。
なお、ファランポーン駅は英語読みで、タイ語ではクルンテープ駅と書いています。天使の都という意味だそうです。お気づきの方もいると思いますが、首都バンコクの正式名称は、ひたすら長い名前でして、その最初の単語がクルンテープです。なので、通称である、バンコク駅と言っても、通じる場合があるとのことでした。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 施設の充実度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/11/02
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