カンチャナブリのクウェー川鉄橋の近傍には、博物館や記念館が多数あります。
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- 旅行時期:2018/06(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
カンチャナブリ クチコミ:44件
カンチャナブリのクウェー川鉄橋の近傍には、博物館や記念館が多数あります。
第2次世界大戦博物館は、タイ王国を含め参戦した関係各国に関する資料等を展示しています。
タイは、第2次世界大戦初期、フランスがドイツに屈服した機会を捉え、カンボジアに進攻しましたが、軍事面では、勝利を得られませんでしたが、日本政府の助力を得て、東京条約により、カンボジアの主要な地域を奪取しました。
また、タイは、開戦当初は、枢軸国側に立ち、連合国に宣戦布告し第2次世界大戦に参加しました。
戦争後半、形勢の変化に応じ、連合国の一員となり、日本と戦いを交えました。
米国の仲介を得て、英国にタイ領土を割譲するとともに、大戦前のフランスとの戦争で得たカンボジアを返還するのは勿論、膨大なタイ米の提供により、戦勝国としての地位を獲得しました。
カンチャナブリの第2次世界大戦博物館には、タイ王国の戦争方針の変転に対する資料は、一切ありませんが、枢軸国に関する資料は、かなりそろっています。
今回の第2次世界大戦博物館を見学して、感じたことは、歴史を見る時は、いろいろな方向から見るべきだと痛感しました。
第2次世界大戦博物館と銘打った施設では、タイ王国としての大戦における大きな方針転換について触れることは、重要なことだと思っています。
その意味から、やや片手落ちのような感じを受けています。
我々としても、これを契機に、引き続き、全体的な目で、勉強を続けていかなければならないと痛感しています。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/09/17
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