ドナウ川:ヴァルハラ神殿はドイツ民族の歴史的な記念碑であり、ドイツの偉大な人々への敬意を示す殿堂である。
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by jijidarumaさん(男性)
レーゲンスブルク クチコミ:8件
2018年ドイツの春:フランケン地方・オーバープファルツ地方の旅
2018年5月10日(木)~5月24日(木)15日間
5月16日(水):曇、小雨時々晴れ間 、 13.5℃、 94km
ヴァルハラ神殿はドナウシュタウフの近郊にドナウ川に面して立っている。
駐車場(Euro2.5)から森の中の長い、キツイ階段を登ると、森を切り開いたのだろう平場があり、そこに神殿がある。ここは珍しいことに初めての訪問になる。
長方形の神殿のドナウ川側に来て見ると、358の大理石の階段が下の川辺に続くのが見える。高所恐怖症には少しめまいを感じるほどだ。
<Donaustaufドナウシュタウフ・Walhallaヴァルハラ神殿>
10:40~11:45
D-93093 Donaustauf 、Walhallastrasse 48
http://vg-donaustauf.de
ドナウシュタウフの町から下流に10km程行った距離にギリシャ風の大理石の神殿がある。雪のように白い神殿はナポレオン戦争に勝利した時代を背景にこのプランができたようだ。ドイツ民族の歴史的な記念碑として、ドイツの偉大な人々への敬意を示す殿堂をKoenig Ludwig I. von Bayernバイエルン王ルートヴィヒ1世が、Leo von Klenzeレオ・クレンゼに命じて、1830 年から1842年にかけて建設したものだ。
このギリシャのパルテノン神殿を模した(52柱のドーリス式)神殿はドナウ川の蛇行に面した高台(358の大理石の階段を上った)にあり、そのテラスからは美しいドナウの景観を思うままに見ることができる。
ヴァルハラ神殿にはドナウ川に面した側に入口があり、そこから入る。
大理石の神殿内は大変な空間が広がる。
(営業時間:4 月~9月、毎日9時から17時45分まで、入館料は二人でEuro8)
125X50mという長方形の神殿大広間の中央奥にはヴァルハラ神殿の建設者のバイエルン王ルートヴィヒ1世の大理石の坐像が鎮座している。
左右の壁にドイツ人(ドイツ語を話す)の 130 の胸像(例えば、ルター、ベートーヴェン、モーツァルト、デューラー、ホルバイン、フリードリヒ大王、マリア・テレジア、グーテンベルク、ゲーテやシラー、ハイネと世に知られた人物、それに王侯貴族、軍人・政治家、科学者たち、変わった人物では反ナチの白バラ抵抗運動Sophie Achollゾフィー・ショルが)があり、また、歴史を彩る、多くの聖人、英雄の 64 銘板(例えば、聖ボニファティウス、トイトブルク森の戦いに勝利したゲルマンの英雄アルミニウス(ヘルマン)、聖女エリザベート・テューリンゲン方伯妃、ナチス・ドイツに抵抗したドイツ人レジスタンス(1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件に関与したシュタウフェンベルク大佐)などである。
観光客は写真を撮りながら、其々の胸像、銘板の文字をじっくり見ていた。胸像、銘板の選出には異論も多く出そうに思われたが、その意図する事はよく分かった。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/09/01
いいね!:8票