ルーベンスの祭壇画が圧巻です!
- 5.0
- 旅行時期:2017/10(約8年前)
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by sanaboさん(女性)
アントワープ クチコミ:18件
小説「フランダースの犬」の主人公ネロ少年が一目観ることを切望していたルーベンスの祭壇画『キリストの昇架』(北翼廊)と『キリストの降架』(南翼廊)があることで知られています。 ルーベンス作の『キリストの復活』(後陣東側礼拝堂)と『聖母被昇天』(主祭壇)も大変素晴らしいので必見です。
1352年に着工され約170年の歳月をかけて建造された地区教会でしたが、1559年に司教座のある大聖堂に昇格しました。
『ベルギーとフランスの鐘楼群』(の1つ)として世界遺産登録されています。
中央の身廊の両側に3身廊を備えた7廊式で、7廊式はヨーロッパでもここだけだそうです。 完成後も修復や増築が施されたためルネサンス、バロック、ロココ様式が見られ、教会の造り自体も大変興味深いです。
高さ43mのクーポラの天井に描かれた「聖母被昇天」もお見逃しなく。(こちらはルーベンスより若い画家による作品だそう)
聖母マリアの生涯を描いた36の場面のレリーフ彫刻が見事な『聖歌隊席』やフランドルの彫刻芸術の最高傑作の1つとされる『説教壇』も是非ご覧下さい。
「聖ヨセフ礼拝堂」の『聖ヨセフ祭壇装飾衝立』(1870年代)も必見で、幼子イエスを抱いた聖ヨセフ像の周囲に、木製のレリーフ彫刻で彼の生涯における7つの場面が描かれています。
ステンドグラスも大変美しく見どころ満載の大聖堂ですので、ぜひゆっくりと時間をかけてご覧下さい。 入場料6ユーロの価値は大いにあります。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- フルン広場のすぐ北側
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料6ユーロの価値はあります。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見学者は多いですが、特に問題ありません。
- 展示内容:
- 5.0
- ルーベンスの祭壇画以外にも見所満載です。
クチコミ投稿日:2018/08/09
いいね!:29票
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