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ビスタドーム号と手荷物の制限

  • 4.5
  • 旅行時期:2018/06(約8年前)
Kchanさん

by Kchanさん(非公開)

クスコ クチコミ:5件

2018年6月初旬にクスコからオリャンタイタンボへ車で移動後、マチュピチュまでペルーレールのビスタドーム号に乗りました。この列車は気動車(車両ごとにディーゼルエンジンがある)で2両編成でした。車両は新しいものでした。車両の席は先頭の2席を除いて、基本的に4人掛けのボックス席です。私達は先頭車両の5、6番の席でしたので、体が進行方向を向いていて最高でした。しかも、運転席は真ん中の通路を除いた右側部分のみでした。したがって、車両の通路から前方が丸見えの状態になります。車両の1番、2番の席(先頭の席はボックス席ではなく、進行方向向きの1,2番のみです)の次に良い席でした。屋根の天窓も透明でした。マチュピチュからクスコへ戻る時もビスタドームでしたが、その時はオリャンタイタンボを通りクスコにより近いポロイ駅で降りました。ポロイ駅行きのビスタドーム号はディーゼル機関車が牽引する列車(多分4,5両の客車)で、4人掛けのボックス席になっていました。同じビスタドーム号で、屋根の窓はありましたが、曇って何も見えない状態でした。後で分かりましたが、気動車のビスタドーム号はオリャンタイタンボからマチュピチュ間のみ運行しているようです(この間の全てのビスタドーム号が気動車かどうかは不明です。)帰りのビスタドーム号では通路でエンターテイメントショーがありました。軽食等のサービスはどのビスタドーム号でも同等ですが、景色を眺めるには、気動車のビスタドーム号を強くお勧めします。

ペルーレールへ荷物を持ち込む際には、公式には、サイズと重量制限があります。マチュピチュ駅の駅舎の入口の立て看板(の裏側、なので覗き込まない限り気が付きません)にも、それが明記してありました。しかし、日本と違うので(?)、誰もサイズや重量をチェックはしません。ほとんどの方は、クスコのホテルに大きいスーツケースなどは預けて、マチュピチュへ行くと思います。極端に大きいカバンや重い手荷物、リュックなどは止めた方が、良いと思いますが、常識的に必要な衣類、道具を入れた手荷物は列車に持ち込んでも大丈夫だと思います。ただし、車両内には手荷物を置く場所があまりありませんので、その点は要注意です。気動車のビスタドーム号ではボックス席の席の後ろの下の床に荷物を置きました。その他、車両の入口付近に少し荷物を置く場所があります。それでも荷物を全員分、正規の置き場へ置くには、スペースが足りないことを覚悟する必要があるかもしれません。
気動車でない客車のビスタドーム号では、席の背中部分の下には荷物を置くことはできず、車両の荷物置き場に乗客の荷物をまとめて置いていました。
どのビスタドーム号も天窓(といっても車両の側面近くだけですが)があるため、日本の車両のように網棚が付けられないので、荷物置き場があまりないのが欠点です。

日本の列車の車両番号は、車両の外側では、車両のドアの横の上に比較的小さな数字を車両の壁に貼り付ける形でいつも付いています。ペルーレールでは、「A,B,C・・・」などのかなり大きい文字で、しかも車両の外壁に垂直に駅員が乗車前に付けるので、自分の乗る車両がどこかホームから容易に分かるようになっています。この車両番号は走り出す時には当然外します。

なお、マチュピチュ村から遺跡へ行くバス同様、ペルーレールに乗るには、パスポートが必要です。

施設の満足度

4.5

利用目的:
中・長遠距離
コストパフォーマンス:
3.5
利便性:
3.5

クチコミ投稿日:2018/06/21

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