ラナ王家の趣味って最悪
- 3.0
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by ウェンディさん(女性)
カトマンズ クチコミ:30件
ダルバール広場の中央にある旧王宮(ハヌマン・ドカ)は、16世紀から19世紀に建てられた王家の家で、ネワール建築の煉瓦+木造を用いた美しい王宮と、西欧風のバルコニーを持つ白い建物から建築されています。
二つの異なる建築様式の建物が合体している理由は簡単に言えば支配政権を握った王朝の趣味が異なったからなのですが、せっかくの美しいネワール建築の均衡をそいでいるのはラナ王朝の西洋かぶれのせい。
ラナ王朝の王様は西洋文化が大好きで、王宮を西洋風に改築してしまったとのこと。
その時代の知識人が王様に進言なんて無理な話だったとは思いますが、ラナ王朝時代の白亜のファザードはネワール文化の建築の美しさを台無しにするのは、建築前から予期出来ていたことなのに…。
とはいえ、現代においてネワール建築の良さがハッキリわかるのもラナ家の白い西洋建築が引き立て役となっているから。
コレも有りなのかもしれません。
- 施設の満足度
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3.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2018/06/20
いいね!:4票
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