プファルツのバルコニーと称される高台に立つハンバッハー城はドイツ民主主義の記念碑
- 3.5
- 旅行時期:2010/10(約15年前)
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by jijidarumaさん(男性)
マンハイム クチコミ:1件
ドイツワイン街道とラインラント・プファルツ ・ザールラント地方を巡る
2010年10月18日(月)~11月01日(月)15日間の旅
10月20日(水)52km、朝曇り、のち快晴・今日も終日寒く7℃
ダイデスハイムを12:15にスタートし、Neustadtノイシュタットの町中を抜けて、丘陵地帯に向かう。山間に入り、SchlossstrasseK9である一方通行の道を登って行くと、片側に駐車スペースがあった。22kmの距離である。
車を停めて、ハンバッハー城に徒歩で登った。
この高さから見る眺望はすこぶる良く、晴天に感謝である。城内見学はガイドなしで、大勢のドイツ人たちと城内に入った。
博物館料金はEuro9で、館内はドイツの民主主義の歴史的な経緯を展示したもので、一巡するとその歴史が分かるように説明されている。参観者は熱心に説明を読んでいたが、取り立てて、貴重なものは無い。
唯一、1832年当時に掲げられた三色旗のオリジナルが、端が切れた古びた格好で、ガラスの仕切り内に展示されていた。色を傷めると言うことで、写真は不可でした。ドイツの三色旗の翻るハンバッハー城は博物館、レストラン、コンサート、会議、結婚式なども手掛ける会社組織のものになっているようだ。(13:00~14:15)
ノイシュタットの南5kmにある、この城はドイツ民主主義のシンボルとして世界的に知られている。
1832年5月27日に34人のノイシュタット市民の呼び掛けに応じて、ドイツ各地から、約2万5千人の市民たちがドイツの統一と自由のために集結した。
その時、ドイツ国旗の黒・赤・金の三色旗が、初めて使われたと云う。
因みに、現在のドイツの国旗は上から順に黒・赤・金の三色で構成されている。
この色は1813年のナポレオン戦争時、ルートヴィヒ・アドルフ・ヴィルヘルム・リュッツオウ(Ludwig Adolf Wilhelm von Luetzow)が率いた義勇軍の軍服・・・(黒地に赤の襟、金のボタンをシンボルカラーにしていた。)が由来と云われている。
また、神聖ローマ帝国の紋章(即ち、金地に赤の嘴と爪をもった黒い鷲)に由来するとも云われている。
黒は勤勉、赤は情熱、金は名誉を表す。
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- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/02/08
いいね!:7票
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