ピッコローミニ家の図書室 The piccolomini Library

史跡・遺跡

シエナ訪問のきっかけはピッコローミニ家の図書館でした

5.0
旅行時期：2017/09（約8年前）

by rinnmamaさん（女性）

シエナクチコミ：6件

シエナ訪問のきっかけは、観光本のピッコロミニー家の図書館の小さな写真。
本当に小さいのですが絢爛豪華で見てみたいな～と、ずっと思っておりました。

年齢的に色んな所に行きたくて、イタリアもどの都市に訪問しようかプランニングに悩みました。

今回フィレンツェの雑踏に疲れてしまって４泊目に訪問しましたが、やはり行って良かったですシエナ・・・

ラッキーな事に期間限定の象嵌床も見れましたし、念願かなって図書館も見れました。

＊＊図書館・１１世紀にシエナから始まった名門貴族ピッコロミニー家のピオ２世の蔵書コレクションを、枢機卿だった甥が建造したものだそうです。（のちのピオ３世）

２人のローマ法王を輩出していて、１４５８年にピウス２世としてローマ法王に、在位中に
甥が枢機卿になり、１５０３年に３世として法王になった家柄。

教皇派（グェルフィ）に属したそうです。

こちらは大聖堂内の横の入り口から入ります。
ただ、存在を知らなければ通過してしまうかもしれません。

ピウス２世の生涯・功績の数々のフレスコ画が壁を覆っています。
見ごたえ十分です。絵画にご興味がおありでしたら、事前に場面の説明持っていかれると良いと思います。

フレスコ画はピントゥリッキオとその弟子達で、弟子の中にはラファエロもいたそうです。

天井画も見事です。真ん中にピッコロミニー家の紋章が見えます。