楽しく勉強できました
- 4.5
- 旅行時期:2017/07(約9年前)
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by T04さん(非公開)
クチン クチコミ:23件
クチンの旅行記事や雑誌などで必ずといって良いほど紹介されている「サラワク博物館」に到着しました。緑の芝の小高い丘に建つコロニアル調の外観が有名ですが、いざ到着して見ると、その目の前にも立派な建物が2棟並んでいて驚かされました。一番手前が「サラワク自然史博物館(SARAWAK NATURAL HISTORY MUSEUM)」、隣が「サラワク美術館(SARAWAK ART MUSEUM)」とありました。まずは丘の上に建つコロニアル調の旧館に向かいました。入口脇にはカノン砲が2門、睨みを利かせていました。玄関上の”1891”という数字は開館年とのこと、歴史ありますねぇ。その館内は当然のごとく年季が入っていて照明も暗く、また入口が開けはなしてあることから分かるように冷房は入っておらず、覚悟が必要です(笑)。とりあえず1階にはオラウータンなどボルネオの動物、魚類、爬虫類の剥製の数々がありました。2階にはイバン族の道具や武器、そして復元されたロングハウスなどもあって勉強になりましたが、ともかく暑くて早めに館外に出ました。隣のコロニアル調デザインの建物は、改装オープンしたばかりのようでした。プレートには「サラワク美術館(SARAWAK ART MUSEUM)」とあり、それらしい屋外展示品もありました。しかし館内はイバン族の歴史から白人王時代、日本統治時代から現在へと続くサラワクの歴史博物館になっていました。建物も美しく、展示品にはイバン族の狩った首、日本軍の旗やクチンに到着した時の東条さんの写真(初めて見る写真でした)などもあって大変に見応えがありましたし、何より冷房が効いていて快適でした。最後に「サラワク自然史博物館」ですが、入口間近に申し訳程度にお土産品などが置かれているだけで展示室は閉鎖中でした。これから改装されるのでしょうか?ちなみに展示室に通じていたようなドアには日本語で「引いて下さい」と書いてありました。以前に日本人でも働いていたのかな?
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 宿泊先の「ヒルトン・クチン」から徒歩で「亜答街」を通り抜けて左折、ちょっと歩きましたが、道すがらも楽しかったです
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 旧館・新館、どちらも見学者は私だけでした
- 展示内容:
- 5.0
- 展示内容は、旧館の1階がサラワクの動物、2階がサラワクの先住民イバン族の生活、新館ではサラワクの歴史や風習に関する内容でした
クチコミ投稿日:2017/10/23
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