ローレライ:Hungersteine腹をすかせた石になった7人の姉妹
- 4.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ライン川流域周辺 クチコミ:7件
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第5日:10月18日(火) 149km、午前中は曇り、午後晴、11.5~15℃
今日はオーバーヴェーゼルからB9の道を走り、ラインの左岸を下る。
≪Die 7 Jungfrauen:Hungersteine腹をすかせた石になった7人の姉妹伝説≫
ドイツの秋の旅で10年ぶりに宿泊したBurghotel Auf Schoenburg古城ホテル シェーンブルク城にはラインの伝説として“Die 7 Jungfrauen:Hungersteine石になった7人の姉妹”の話が今も語られているそうだ。
城主の娘たち・美しい7人の姉妹はいずれも気位が高く、情けをしらない人達であったそうで、それが災いして、ローレライの妖精によって、石にされてしまったと云う。
・・・この石はライン川の難所として、船を幾度も転覆させた、波間に隠れた恐ろしい“Die 7 Jungfrauen:Hungersteine・・7人の乙女・・腹を空かせた石”になったとか!!
ライン下りをすれば、最も有名なローレライの岩近くで、その流れの水底にこの石を見かけるでしょう。
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オーバーヴェーゼルからB9の道を走り、ラインの左岸を下る。
嬉しいことにローレライを対岸に見る場所に来ると、晴れ間が出てきた。
ラインの難所として知られたLoreleyfelsenローレライ“妖精の岩”、ローレライの岩壁、132mの山頂にはローレライセンターがあるが10年前に山頂に登ったことがある。
口コミ上はローレライの岩、ローレライセンターの2つがあるので、口コミもその2つがごっちゃになって書かれている場合が多い。
さて、ここでは2つを区別して書いた。
St.Goarhausenザンクト・ゴアーハウゼンの町の上にはライン谷で最も美しく、バランスの取れた猫城(1370年カッツェンエルンボーゲン---“ネコの肘”伯が築城)があり、ライン川の蛇行すが見られる、ローレライ“妖精の岩”、ローレライセンターがある。
①ローレライセンター:
ザンクト・ゴアーハウゼンの街中から坂道をぐるりと上がり、“LoreleyBurgenstrasseローレライ古城街道”と称する山道を、凡そL338・K89->13km登る。
丘の上は平らで、ローレライ頂上ホテルBerghotel Auf der Loreleyの大きな駐車場もあり、観光バスも来ている。
ホテルの庭から、ラインを見下ろす展望台に行き、鉄柵から、身をのり出して、ライン川の蛇行する流れや船の行き来を眺める。
いつもは下から上ばかり見上げていたので、上から下を見るのは妙なものである。
日差しも明るくなって、ライン川とブドウ畑の眺望が素晴らしい。
対岸のラインフェルスやシェーンブルグの城、下流方向にネコ城が良く見える。
②ローレライの岩:
水面から高さ132mという巨岩が川に突き出している。ここでラインは川幅113mと、最も狭まる。深さは25mとなり、渦を巻いた流れの川床には岩礁が横たわる。
「この岩の上には金髪の水の精たちが住み、船が通ると美しい歌声を響かせる。船乗りたちはその美しい姿と、歌声に魅せられ、うっかり舵を取り損ねて命を落としてしまう」
しかし、この岩の名が世界中に知れ渡っているのはなによりも、ハイネの詩とジルヒャー作曲の「ローレライ」の歌による。
行き交う舟人達にとって最大の難所となり、そのために「ローレライ」の伝説や
「腹をすかせた石になった7人の姉妹」伝説が生まれた。
XXX
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/07/28
いいね!:3票
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