フロイデンベルク:モノトーンの木組みの家並みに既視感があった
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ジーゲン クチコミ:1件
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第2日:10月15日(土)・・294km、朝小雨、晴れ間も出たが曇天の日、10.5~17℃
この日最初の観光地、モノトーンの木組みの家並みが素敵なFreudenbergフロイデンベルクを目指した。土曜日の朝は車も少なく、特にトラックが少ないのでありがたい。何とか120kmも時々出しながら、静かな田舎町に着いた(9:30)。
こちらのフロイデンベルクは(Siegerlandジーガーラントの名)が付くが、同じの名前の町フロイデンベルク (バーデンの名が付く)がフランクフルト・ アム・マインとヴュルツブルクの間のマイン川沿いにある。こうしたケースはドイツの町に多い。フロイデンベルク (バーデン)は明日走るオーデンの森の素敵な町ミルテンベルクにも近い。
<Freudenberg(Siegerland)フロイデンベルク観光>
(ノルトライン・ヴェストファーレン州): 9:30~11:10
http://www.freudenberg-stadt.de/
南ヴェストファーレン地方にあるフロイデンベルクはデュッセルドルフ空港からは凡そ130kmの距離にある。またSiegenジーゲンから北西に8kmの距離にあり、山肌の斜面に家並みを持った、人口1.8万人の町である。
旧市街に集まる見事な白黒の伝統的木組み建築群が有名で見どころになっている。
とりわけ、クアパークの高台から見るモノトーンの木組みの家並みが素敵な景観がベストと云う。
1666年に大火が起こり、1棟を残し全焼してしまったと云う。その際に焼け残ったお城の一部を建物再建の材料としたそうだが、建て直した木組み建築群は幸いなことに現在まで修復されながら住居として利用されている。
1666年の大火の前の建物も同様の木組み建築だったと云われている。今も外観は変えることは禁止されて、景観の統一が保たれている。
小雨の中、歴史的な旧市街と称する小さな街歩きを始めると、街中に中世祭りの時のような服を着た人たちが店を建て、商品の陳列準備に余念がない。
上からOberstrasse、Mittelstrasse、Unterstrasse上中下の横道があり、そこに店が並ぶ。
ある店主に毛皮の敷物を土産にどうだと言われたが、いずれにせよ今日は11時から開店だそうだ。
買う気もないから、モノトーンの木組みの家並みをともあれ街歩きだ。近年知られた灰色屋根・白壁の木組みの家は整いすぎた感じの家並みで、古さを感じない。
所々の家の窓辺にゼラニュームの赤い花やアクセントに緑の窓扉が見えるとホッとする。
・・・
2013年秋・ドイツ・ベネルックスの旅で、Westfalenヴェストファーレンの南部・Sauerlandザワーラントを走ったことがある。ザワーラント地方は低い山の続く森林地帯である。
ヴァルデック城に宿泊した翌日Bad Berleburgバート・ベルレブルクの町を訪れた。
高地ザワーラントの北部にあり、木組み建築の建物を俯瞰した景観(写真参照)
は素晴しいものがある。
エーデル川沿いに先に進む。Raumlandラウムラントで北に向かい、数キロ行くと、山間の保養地バート・ベルレブルクに着く。高台の宮殿風のベルレブルク城の前に至り、教会傍に駐車していると、突然、大きな音が車の屋根にした。トチの実が風で落ちたらしい。上を見ると、更に落ちてきそうだったので、慌てて車を移動させた。
人口2万人とフロイデンベルクとほぼ同じ規模の町だが、似たような木組み建築の建物群が素晴らしく、その景観の既視感があったから、今日のフロイデンベルクの景観にあまり感慨はなかった。
XXX
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/06/11
いいね!:4票
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