アイフェル地方のラーハ湖畔に立つマリア・ラーハ僧院
- 4.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
その他の都市 クチコミ:47件
≪ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅≫
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第7日:10月20日(木) 118km、小雨・曇天、寒い一日7.0~11.5℃
<Abtei Maria Laachマリア・ラーハ僧院>
D-56653 Maria Laach
http://www.maria-laach.de/
14:00~15:40
Eifelアイフェル地方のMendigメンディヒという町があるが、その町から北4kmにあるLaacher See ラーハ湖の南西に立つBenediktinerklosterベネディクト派の僧院である。
1093年から1216年、湖と共に在る僧院としてPfalzgrafen Heinrich II. von Laachプファルツ宮中伯ハインリヒ・ラーハ2世と妻Adelheidアーデルハイトによって建てられた。
1859年、13世紀からの大回廊を改装した。見事な西の入口、いわゆる“パラダイス”はアルプスの北における唯一のものとして評価が高い。
“パラダイス”の中央に“Loewenbrunnenライオン=命の泉”がある。6塔あるラーハ大聖堂はアーチ型のバシリカをもつ後期ロマネスク様式の僧院教会で、ドイツにおける最も素晴らしい建築の一つとされている。
聖母マリアとミラの聖ニコライを祭る僧院教会には迫力ある聖母マリアとミラの聖ニコライを祭る僧院教会には迫力あるキリストのモザイク画のある大聖壇が見られ、聖歌隊席、キリスト教の歴史を描いたステンドグラス、聖画、円天井の聖母マリア、15世紀の夕べの祈り・ピエタ像、地下のKryptaクリプタなどなどが見られた。
とりわけバジリカのガラスの中に、13世紀の僧院建設者であったプファルツ宮中伯ハインリヒ・ラーハ2世が木彫りを施した蓋で覆った石棺に生きるがごとく、大事に敬われていたのが印象的であった。
尚、伝説「ゲノフェーファ」はドイツのアイフェル地方のラーハ湖周辺に起源を持ち、この湖一体周辺に伝説に絡んだ話が残っているそうだ。この伝説はヨーロッパ中に流布した伝説で、他の伝説にも影響を与えていると云われている。
グリム兄弟の『ドイツの物語』にも収録されている(Nr. 538)。
なぜか日本語には訳されていないと云う。
シューマンが完成・上演できた唯一のオペラ『ゲノフェーファ』でもある。
XXXXX
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2017/04/28
いいね!:5票
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