ハンザ都市ヴィスマールは1648~1804年の長い間、スウェーデンの支配下にあった
- 4.0
- 旅行時期:2005/04(約21年前)
-
-
by jijidarumaさん(男性)
ヴィスマール クチコミ:1件
2005年4月24日 (日) 快晴 294km
本日は一日を利用し、リューベックと1295年にハンザ同盟を結んだWismar、Rostock、Stralsundの北方三都市のうち、ヴィスマール、ロストクを訪ね、帰途Schwerinを経由して、リューベックに戻るというコースを計画した。
リューベックから1時間で、世界遺産【2002年登録】の港町、ハンザ時代の面影を色濃く残す古都、Hansestadt Wismarハンザ都市ヴィスマールに到着する。
修復中の80mの塔を持つマリエン教会前の駐車場に入れて、隣のゲオルゲ教会に。
教会はドイツ文化財保護財団、連邦、州、市が7年前から修復中だが、メクレンブルグ・フォアポンメルン州の展示場があり、参観する。
ビール(500年前には180もの醸造所がり、液体のパンと呼ばれるほどに重要な輸出品であった)や毛織物業で繁栄した町の歴史、教会の変遷、ハンザ商人の活動、毛皮などの職人の仕事場、Kogge;コッゲと呼ばれるハンザ時代の帆船の模型や、今も行っている教会内部の発掘現場を実際にみせていて、大変興味深い。
ドイツの何処の町も、マルクト広場を中心に旧市街を形成していて、分かり易いが、この町の中心もやはりマルクト広場である。
市庁舎前の広場は100mx100mの正方形をしていて、それを囲んで北ドイツ独特のレンガ造りの建物が美しい色合いを見せて並んでいる。今はホテルやレストランになっており、Seestern---ヒトデの名---のレストランは魚料理が名物とか。
Alter Schwedeと言う名のレストランは文字通りでは、“年寄りのスウェーデン人”だが、俗称では“親友”を意味するらしい。そう言えば、市庁舎に向き合うドイツ銀行ヴィスマール支店は旧スウェーデン軍司令部があった所で、この町は1648~1804年の長い間、スウェーデンの支配下にあったようです。
Alter Schwedeの意味は年寄りのスウェーデン人、親友、さて、どちらなのでしょうか?!
・・・・・・
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/04/03
いいね!:6票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する