失敗の象徴として展示されている大きな鐘
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約10年前)
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by AandMさん(男性)
モスクワ クチコミ:91件
クレムリン宮殿の中にあり、すぐ近くに「大砲の皇帝」もあります。ロシア人は昔から大きいものが好きだったようです。1730年代に作成された大鐘で重量20トン、高さ6メートル、直径6.6メートルもあります。製作の段階で壊れてしまったのですが、現在も、宮殿内に展示されています。案内してくれたロシアの若者に理由をきいたら、「失敗の象徴」として展示している、と答えてくれました。
金銀銅などの貴重な金属が使われていますので、普通の国であれば、再度金属を溶かして他の目的に使用することが考えられます。製作された18世紀から、この場所に保存されていることは、ロシア王朝が裕福であり再利用の必要性が低かったのか、ロシア人にこの鐘から教訓を得ようという気持ちがあったのではないでしょうか。面白い展示です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- クレムリン宮殿の内部にあるので、見学コースとなっている
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- このような展示は他に例は少ない
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 記念写真撮影スポットで、比較的混んでいる
- 展示内容:
- 4.0
- 失敗作だけど世界最大の鐘
クチコミ投稿日:2016/12/22
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