1930年代に、ソ連によって破壊されたチベット仏教の寺院群廃墟
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- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ウランバートル クチコミ:29件
ウランバートルとゾーンモドの間に広がるボグド山国立公園。
その南麓に今も残るチベット仏教寺院群の廃墟(+ミニ自然博物館+ミニ宗教博物館)がマンジュシュリヒード。
マンジュシュリヒードは自然に廃れた寺院群ではなく、1930年代のスターリン時代にソ連によって破壊された場所。
最も栄えていた19世紀後半には数百人もの僧がここで仕え、ツァム(仮面舞踏の祭り)も毎年行われていたそうです。
遠目には、岩山の麓と中腹に新しく出来た上記の自然博物館+宗教博物館くらいしか見えないのですが、近寄って行ってみると、かつての寺院群が段々畑状に並んでいた形跡がありあり。
その合間には故人を祀る石人、僧侶たちの食事を作っていた大釜、巨大なマニ石、すっかり崩れはてた寺院などのほか、今も参詣者がいる三つの祠や新しく奉納されたらしい碑や仏像も見られて、一種荒涼とした宗教的雰囲気に浸れます。
ウランバートルからはまずバスでゾーンモドまで行き、そこからさらに5km離れたマンジュシュリヒードまではタクシーか徒歩になるのですが、私はウランバートルにあるAdventure Rider LLCという旅行社で一人用のプランを相談し、このマンジュシュリヒードへ行ってみました。
ゾーンモドでの昼食や各地での入場料・通行料込みで80米ドル。
10:00にウランバートルのホテルでピックアップしてもらい、帰着は16:00。
マンジュシュリヒードではたっぷり時間も取ってくれて感激!
男性の運転手さんのほか、 女性の英語が話せるガイドさんと一緒の専用車で快適でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/09/26
いいね!:3票
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