昔の伝統技術である紙すきを復活させた工房
- 4.5
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
-
-
by ぱんスキュさん(女性)
サマルカンド クチコミ:21件
かつてサマルカンドの都は、751年のタラス河畔の戦いにおいて中国より伝わった製紙技術を用いた製紙業が盛んだったそうです。しかし近代化の波に押される形で19世紀に衰退していきました。この一度は消えてしまった伝統的な手漉きの製紙法を、こちらの工房において復活させたものを見学することができます。
和紙では楮から紙を作りますが、ここではマルベリー=桑から紙を作ります。出来上がった手漉き紙は光沢があり、そのためシルクペーパーなどとも呼ばれるそうです。
工房では紙を作る工程の見学のほか、事前予約で紙すき体験などすること於できるみたいです。見学料は15000スムですが、何か品物を購入すると無料にしてくれます。JICAの支援等も入っているため、手漉き紙を用いたハガキやカレンダーなどの製品はなかなか素敵で、手仕事の温もりを感じることができます。
工房はサマルカンドから15分ほど離れた郊外にあり、綺麗な水の流れる川と水車と木々がとても気持ちいい、自然豊かな集落にあります。大都市サマルカンドの喧騒が嘘のようなとてもゆったりした時間が流れる桃源郷のような場所で、とてもオススメです。
工房への行き方ですが、自分は体調不良もあったため車をチャーターしていきましたが、近くに路線バスが走っているそうです。詳しくは地球の歩き方に乗っています。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 施設の快適度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/04/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する