走るホテルでミュンヘンからローマへ
- 4.5
- 旅行時期:2013/03(約11年前)
-
by おけいはんさん(男性)
ミュンヘン クチコミ:11件
ドイツ国鉄(DB)が運行する寝台列車。ドイツ国内の路線だけでなく、アムステルダムやプラハ、チューリッヒ、ミラノ、ヴェネツィア、ローマなど周辺国も結んでいます。「デラックススリーパーコンパーメント」と呼ばれる個室寝台から、「クシェット」と呼ばれる寝台客室、リクライニングシートから選択でき、夜はバーになる食堂車などが連結されているほか、個室寝台ではシャワー室や朝食、新聞や雑誌がついており、シティホテル並みのサービスを提供しています。私は「ルプス」(おおかみ座)という列車名のついたCNL457列車で、ミュンヘンからローマまで、せっかくなので奮発してデラックススリーパーコンパーメントに乗車しました。若干の揺れと「ガタンゴトン」という音はありますが、よほど神経質でない限りよく眠れると思います。21時過ぎにミュンヘンを出発し、12時間20分かけて翌朝の9時半前に到着します。早めにチケットを手配すれば通常価格の半額くらいになる格安運賃もあります。朝食はジュースとパン、ヨーグルト、チーズ、ハムなどですが、車掌さんが運んできてくれます。車両は濃い青に塗装されている客車で、デラックススリーパーコンパーメントにはシャワーとトイレ、洗面台がついており、走るホテルでした。日本では寝台特急はほとんどなくなりましたが、旅情気分も味わえ、ホテル代も節約でき、寝ている間に目的地につくので、また使いたいです。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 利便性:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/02/27
いいね!:1票